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未来派知識の総合誌、その第2号は“人工の世界(人工論)”。その昔、工匠たちが互換と精神力を基礎に創造してきた制作物は、今日では、相当部分をマイクロコンピュータとセンサー群に頼っている。マイコン炊飯器が薪炊きと同様の結果を実現するのは、何も方法を模倣しているわけではない。AIの方略としても、大脳生理学に基づくモデルを考慮に入れるか、まったく動作としての効果を追求していくのかでは大きな手法の違いが出てくるだろう。
今はもうなくなったUPUから1985年から1987年まで隔月で刊行された“幻の雑誌”がデジタルで復活!
AI(Artificial Intelligence =人工知能)を科学と技術との両面から捉える“未来派知性の総合誌”。その第2号(1986年2月発行)。
表紙
目次
AIJ Radical Review
1 日本型AIに気をつけろ
2 スペース・チャンバラはイタダケない
3 誰かワープロの技術評価を書かないか
Ahaの瞬間2――マイクロ波通信は、FMからPMへそしてディジタルへ……森田正典
特集/人工論
対談/テクノロジーのエトスと方法論……村上陽一郎,浅田彰
人工言語と〈知〉のモデル化、〈知〉のシミュレーション……米澤明憲
形(顔)のないテクノロジー……柏木博
“知識”を自己組織化する機械たち……東大/中野研究室から
対談/知識工学のアーティフィシャル度……溝口文雄,石塚満
人工は自然のメタファーか
「世界モデル」は現実世界を解けるか――経済企画庁経済研究所プロジェクト
リチャードソンの夢を追って――気象モデルとシミュレーション
物質の究極を語る人口宇宙――超最大級加速器TRISTAN
画像理解と〈知〉のモデル化……松山隆
シミュレーション技術の系譜……小林重信
実験考――理論物理から見た実証性……寺澤英純
学会レポート――視覚言語と聴覚表現……日本電気(株)C&Cシステム研究所
学会レポート――エキスパート・ビジョン……電気通信学会第2種研究会として公開
INTERVIEW 日本のAI仕掛人たち 2――日本のAIはらせん階段のようだ……坂井利之
AIジャーナル 投稿大募集――『AIジャーナル』を百家争鳴の巷に
AIジャーナル連載企画3 日本語の探求 第2回――日本語の特殊と普遍……加藤周一
特別寄稿/情報幾何学の提案――情報の意味をめぐる新しい方法論として……甘利俊一
AIジャーナル連載企画2 インテリジェンスとは何か 第2回 チューリングテスト再考2……土屋俊
AIジャーナル連載企画1 分類学再考 第2回 生物分類学の復権(1)――生物分類を取り巻く新たな状況……三中信宏
AIツール・開発者インタビュー 画像理解にルールを持つAIツール、ESHELL……宇佐見仁英
徹底取材/知識工学が農業を変える
農村復興のためのAI利用
AI技術で篤農家のノウハウを一般に開放……高倉直
海外にも例を見ない農業のAI利用
農業すべての分野にAIは入り込む……古材豊樹
将来は映像と連動させた診断システムを……田中晟雅
ICOTに続け、農林水産省のプロジェクト
MYCINに刺激されてMICCSは生まれた……星岳彦
作物の作付計画に応用……小野良孝
知識工学は農村社会を変革する……久原重松
まず追肥技術にAIを取り入れる……古川嗣彦
トータルシステムとしての知識工学……棟方研
パソコンで学ぶ AIプログラミング入門2
AIJ創刊記念シンポジウム講演録 日本型AIを考える
知識、あるいは日本語のプロジェクトとしての第5世代……横井俊夫
金融業界におけるAIのポテンシャル……土屋陽一
見栄AIから最終科学へ……嶋田晋
情報のR&D――B型情報からA型情報へ……金子郁容
第2部 公開討論会「日本型AIを考える……横井俊夫、金子郁容、島田晋、AIジャーナル編集部(司会)
奥付
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