脱炭素経営入門 気候変動時代の競争力

脱炭素経営入門 気候変動時代の競争力

2,420円 (税込)

12pt

4.0

経営における意思決定の精度向上を目指す

世界中で気候変動のリスクは年々高まっており、日本でも豪雨や酷暑等が毎年甚大な被害をもたらすようになりました。これらを背景にグローバル企業は気候変動時代における競争力の確保に向け、業態転換を含めたダイナミックな対応を始めています。

日本企業もようやく重い腰をあげ、気候リスクを経営リスクとして捉え、RE100(再生可能エネルギーの使用を進める国際企業連合「RE100」が主宰する温暖化防止の企業表彰)などに本腰を入れ始めました。しかし、日本の取り組みは欧米諸国にかなりの後れを取っており、グローバルスタンダードから引き離されているのが実情です。

本書は、実際に国内外で動き出している政策・企業事例(ケース)を紹介。日本企業に対し、気候変動に対する経営アクションを起こす際の「きっかけ」と、実際に脱炭素経営を進める上での「羅針盤」を提供する、脱炭素「経営」の初めての解説書です。

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脱炭素経営入門 気候変動時代の競争力 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    気候変動に伴い、社会が晒されるリスク、そして各企業がそのリスクに対してどのように取り組むべきなのか、また機会として活かせるのかついて書かれていた。

    まず、脱炭素の目指す方向性として、気温上昇を1.5℃までに抑える必要がある。
    これは、物理リスク、気候リスク、政策リスクから計算される。
    そして、考慮

    0
    2023年02月25日

    Posted by ブクログ

    脱炭素経営とは何か、どういう文脈で脱炭素化の動きが加速したのかという部分から詳しく分かりやすく書かれている。

    まとめ


    ◯地球温暖化→気候変動→気候危機

    ◯カーボンバジェット
    ・気温の上昇は二酸化炭素の累積量に比例する
    ・1.5度目標を達成するための上限が炭素予算(カーボンバジェット)、260

    0
    2022年05月12日

    Posted by ブクログ

    脱炭素経営について世界の動向や日本企業の取り組みをまとめた書籍。欧州を中心とした世界の脱炭素の盛り上がりが描かれる。視察した日本の企業人はカルチャーショックを受ける。日本は気候変動への対応の後進国と再確認した。そもそも日本では地球温暖化という言葉が広まっているが、欧米では気候変動である。深刻さの受け

    0
    2022年01月03日

    Posted by ブクログ

     気候変動は環境問題の範疇を超え、社会基盤を根底から揺るがすリスクであると警鐘しつつ、脱炭素化に向けたグローバルスタンダードや個別企業の取り組み事例を紹介している本。いま脱炭素経営は黎明期にあり、様々な枠組みが精緻化されている途上にあるが、10年後には脱炭素経営は「普通の経営」となっていく可能性が高

    0
    2023年06月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    気候変動への対応は営業許可証である。
    気候変動の健康被害は高齢者、低所得国の人々。
    海面上昇により移住リスク。
    気候変動よりも気候危機、地球温暖化より地球過熱化を使うようにイギリスの新聞社が推奨。気候非常事態という言葉も生まれた。
    1.5度を望ましいとしている背景は、対策のコストよりも便益が大きい。

    0
    2023年02月07日

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