鏡の中の迷宮

エマ・ダーシー / 吉本ミキ

天涯孤独のクリスティは亡き養父母の思い出をたどるため、二人がハネムーンを過ごしたパリの高級ホテルを訪れた。自分が他の客に比べて見劣りする服装をしているのは確かだが、それにしても従業員たちが彼女を見てうろたえる様子は不可解だ。ふとロビーを見回すと、気品と男らしさが漂う男性に目が留まる。気づけば、まるで彼を知っているかのように強烈に惹きつけられ、そばの女性に嫉妬すら覚える不思議な感覚にとらわれていた。すると突然、彼が振り返って怒りも露わにクリスティを凝視した。初めて会う人なのに、いったいなぜ私をそんな目で見るの？

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ハーレクイン・ロマンス小説
• 出版社: ハーレクイン
• 掲載誌・レーベル: ハーレクイン文庫
• ページ数: 206ページ
• 電子版発売日: 2011年01月31日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

『鏡像双生児』シリーズ、他に『ミラー・イメージ』ともう１作、男性の双生児の話があったはず、知ってたら教えて下さい。
ちょっとテレパシーとか、性格も反対とか設定も楽しくて大好きなシリーズです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

元看護士ヒロイン。貴族ヒーロー。孤児だったヒロインは養父母が亡くなり　はじめて自分のルーツを知ることになる。魂にきざまれた記憶がたぐり寄せたように彼女をある場所に誘う。不思議な現象とヒーローの繋がりは　ヒロインに新しい未来への夢をみせる。ヒーローの家族が最低だったし　あの女　嫌いだわぁ。愛しすぎると相手の言葉を信じられなくなるものかなぁ。他人の嘘に振り回されるなんて我慢できんね。