天使が開けた密室 美波の事件簿1

天使が開けた密室 美波の事件簿1

小説・文芸
660円 (税込)

3pt

行方不明になった父親を捜すための資金稼ぎに、高校一年生のわたし・倉西美波は日々アルバイトに励んでいる。ある日、バイト先で桐の箱に入ったお皿を割ってしまって、いきなり六十万円の借金を負うことに。そんなとき「寝ているだけで一晩五千円」というとってもオイシイバイトを紹介してもらったものだから、一も二もなく飛びついてしまったけれど、そこでわたしを待っていたのは、死体!? しかも密室殺人事件の容疑者にまでされてしまって・・・・・・。デビュー作「天使が開けた密室」に短編「たった、二十九分の誘拐」を収録した清新な本格ミステリ。

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天使が開けた密室 美波の事件簿1 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    出会ったのは富士見ミステリー時代。
    その後新刊が出ない(そもそも富士見ミステリ自体が…)のを残念に思っていたら、ある日創元推理でのコレを見つけたという。思わず本屋で小躍りしてしまいました。
    富士見の方で持っているのに、書き下ろし短編の為にまた買いましたとも!

    ライトノベルで発行されたものの、中身は本格ミステリ。主人公の美波と、お隣さんで探偵役の修矢のやりとりや関係も気になるけど、やっぱり目からウロコのトリックが心地いいです。

    加えて、解決までにあちこち散りばめられているミスリードにはまりっぱなしです。伏線もさることながら、美波の友達の、かのこや直の自作推理なんかも妙に説得力があって、「そういうことか」なんて納得してたら実は真相は……と予想を裏切られる事もしばしば。私みたいにハメられやすい人は特に(汗
    一つの事件に、色んな推理がつくのが特徴と言ってもいいかもしれません。もちろん、真相は一つです。

    それから、人が死ぬミステリにしては、何だか優しい雰囲気が漂う作品というのもお気に入りになっている一つ。表紙のミギーさんの絵も、その雰囲気に一役かっています。(追記:まりおさんの絵も大好きでした)
    特にこの一作目は、その雰囲気を一番感じられる作品。

    タイトル、要注意です。

    0
    2011年09月10日

    Posted by ブクログ

    小学4年生の頃だっただろうか。はじめて自分で小説――それも推理系の小説を買ったので、よく憶えている。

    0
    2012年05月06日

    Posted by ブクログ

    主人公の女子高生がアルバイト中に殺人事件に巻き込まれ、ピンチに陥ったところを隣の家に住む大学生が安楽椅子探偵として事件を解決する。なんとも乙女チックな表紙にびっくりするけれど、中身はなかなかのミステリではないかと思う。

    主人公と探偵役もそうだし、主人公を取り囲むメインキャラの方々がなかなか個性的で楽しい。ある意味、お約束というキライはないでもないのだけれど、それぞれが主人公になってもおかしくないくらいの存在感がある。なかなか事件が起きず、主人公の一種の冒険談が延々と続くのだけど、なんとなく読まされてしまうのは、それだけ物語世界が魅力的だからだろう。最初にアルバイトと書いたけど、その中身に驚く。でも、ちゃんと物語として必然性があって、ただびっくりさせるだけの設定にはなっていないのはよい。

    ミステリとしては、タイトルにあるとおり密室なのだけど、まあまあって感じかな。ちょっと無理があるような気がしないでもないし、事件の関係者の書き込みが薄くて、事件が始まったかと思ったらいきなり終わってしまうようでやや物足りない。

    ただし、小説のタイトルがお見事で、このタイトルの意味が最後に明らかになったとたん、「いいなあ」と思わずため息をついてしまった。一見、ヤングアダルト小説っぽい軽いノリそのものが、作者の意図としてしっかり伝わってるのには、新鮮な驚きがあった。

    0
    2011年12月01日

    Posted by ブクログ

    美波の事件簿シリーズ第一弾。

    ワケあって、自宅で寝ているだけで毎晩5千円のお給料と言うバイトを引き受けた女子高生倉西美波が巻き込まれた殺人事件。
    衆人環視の密室となった病院の霊安室で、美波の上司が殺害され、美波に殺人容疑がかけられて…と言う内容ですが、何となく犯人は分かります。

    文章は読みやすく、トリックもちゃんとしていてまずまず面白かったです。

    ラブラドールのモネちゃんや、ロシアンブルーのケンゾウくんが可愛かったです。

    0
    2011年09月08日

    Posted by ブクログ

    ラノベ的な要素には野暮ったいところもあるが、本格ミステリの部分がきっちりしていて好印象。泣かせる話でもある。タイトルのダブルミーニングも見事。

    0
    2011年08月12日

    Posted by ブクログ

    なんとなく面白そうだという勘で買ったこの本、当たりでした。元はライトノベルレーベルということでミステリとしては期待していなかったのですが、予想以上にちゃんとしたミステリでした。読みやすい文体で面白かったです。続きを読むのが楽しみ。

    0
    2011年05月05日

    Posted by ブクログ

    行方不明の父親を捜すため、倉西美波はアルバイトに励んでいる。そのバイト先で高額の借金を負うハメになり困惑していたところ、「寝ているだけで一晩五千円」というバイトが舞い込んだ。喜び勇んで引き受けたら殺人事件に巻き込まれて…。怖がりだけど、一途で健気な美波が奮闘する、ライトな本格ミステリ。期待のシリーズ第一弾!短編「たった、二十九分の誘拐」も収録。

    0
    2010年05月24日

    Posted by ブクログ

    『天使が開けた密室』
    行方不明の父を捜すためにアルバイトにせいをだす倉西美波。新しくバイトに入ったのは深夜の病院での死体運び・・・。
    いやな上司大塔が密室で殺害された。「衆人環視の密室」第一容疑者は美波。隣に住む嫌なやつ藤代修矢の推理。
    美波が開けた守銭奴の「心の密室」

    『たった、29分の誘拐』
    美波の親友・直海の先輩の弟の誘拐事件。先輩の代わりに犯人からの連絡を受けてしまった美波と直海。携帯電話で直海を走り回らせる犯人。
    たった29分で無事に解放された弟。犯人達の目的は?

    0
    2010年01月23日

    Posted by ブクログ

    最期まで読んで、「開けた密室」の意味を理解した時、本当の感動が訪れます。

    本書は、ライトノベルとして世に発表されたものですが、「これは本格ミステリー」ではないかということで、新たに、東京創元社から発行されたものです。

    読みやすい内容でありながら、深いトリック。
    若者から中高年、ミステリーは難しくて読まない、という人でも楽しめる一冊です。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    主人公の美波ちゃん、ちょっと直情型なところがあるけど、とても善良な子で好き。周りの子たちもとても濃い。続編もあるようでうれしい

    0
    2021年05月28日

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