東南アジア史10講

東南アジア史10講

990円 (税込)

4pt

3.6

ASEANによる統合の深化,民主化の進展と葛藤.日本とも関わりの深いこの地域は,歴史的にさまざまな試練を経ながらも,近年ますます存在感を高めている.最新の研究成果にもとづき,世界史との連関もふまえつつ,多様な民族・文化が往来し東西世界の要となってきた東南アジアの通史を学ぶ.「歴史10講」シリーズ第五弾.

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東南アジア史10講 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    古い本なのかと思ったら、意外とコロナ禍の頃まできちんと改訂されていて驚いた。
    日本人はどうしても東南アジアで一括りにしがちだが、インドシナ三国、タイ、ミャンマー、マレーシア、インドネシアで気候、国際関係、宗教など全く違う。それ故に高校世界史程度の予備知識がなければ読み進める事も厳しいのではないだろう

    0
    2024年05月01日

    Posted by ブクログ

    東南アジア各国について先史から現代までバランスよく記述。興味深い点は以下のとおり。
    ・13〜14世紀頃に農業国家は終焉を迎え、海へのアクセスの良い場所に都を置く交易の時代に移行。
    ・日本軍の東南アジア支配は、工業製品供給という対価無しでの資源略奪という「最悪の植民地統治」
    ・米国の東南アジアにおける

    0
    2022年06月06日

    Posted by ブクログ

    ぼんやりと東南アジアの古い時代のことが知れた。近現代のボリュームが大きかった。範囲が広くて民族や宗教も多様なので国ごとに読んだ方がもう少し踏み込めそう。

    0
    2024年11月29日

    Posted by ブクログ

     2021年に書かれた本で、コロナ禍での状況にも触れられている。東南アジア地域の通史。10章に分かれていて、始めにそのテーマの全体的な状況の説明の後に、各国史がついている、という感じの構成。
     一冊前に読んだ『海の東南アジア史』が近世以降だったので、古代も含めてもう一度東南アジア史の本を読んだら理解

    0
    2023年09月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新書というと、入門編・ビギナー向けのきらいがあるかと思います。とはいえ、例外だって往々にしてあります。

    そして本作はその例外にあたるかと思います。

    古代から現代に至るまで、歴史の縦糸を10の講(章)で区分します。そして同時代の東南アジア諸国の出来事や歴史を横糸でつなぎます。

    ・・・
    ということ

    0
    2023年11月28日

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