母さんは料理がへたすぎる

母さんは料理がへたすぎる

1,760円 (税込)

8pt

山田龍一朗は、今春なんとか志望高校に入学できた15歳。山田家の父親は三年前に事故で他界。会社勤めの母親と、幼稚園に通う三つ子の妹たちの面倒をみるのが龍一朗の役目。もともと料理は好きだけど……。それぞれつまづいたり、悩んだり、助けられたりしながら日々を刻んでいく山田家と龍一朗を、こまやかで確かな筆致で描いた青春と成長の物語。第1回「おいしい文学賞」受賞作!

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母さんは料理がへたすぎる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年08月23日

    3年前に父を亡くした高一の料理男子が、会社員の母と、年の離れた三つ子の妹たちの面倒を見つつ、暮らしていく・・・というほのぼの青春ものかと思いきや、章ごとに主人公が家族の中で変わっていくという、オムニバス群像劇。

    家族全員が主人公になり、最後はもう一度お兄ちゃんが主人公。

    どのお話もいいのですが、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月29日

    家族愛が伝わる素敵な一冊。YA向けのような読みやすさ。これからの長男の成長っぷり、家族の姿、続編なんかで知ることができたら面白そう。

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    Posted by ブクログ 2020年03月18日

    料理描写が心地よい、というだけではなくセンシティブな青春諸問題を母・青年・幼児・父・教師・匠の人…と数ある立場から、複層的かつ多重視点で書かれている「おいしさ」が様々に詰められた作品でした。「おいしい文学賞」、注目です。

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    Posted by ブクログ 2024年04月02日

    第1回おいしい文学賞受賞作!カツサンドやらちょいまえごはんやらご縁があった賞。

    山田一家のお話、それぞれが主人公でおもしろい。
    事故で亡くなった父のパートもあり。
    渉が夢でおとーさんに会った、とよくいうのが分かった。それにしても三つ子ちゃんたち、あんなにも似ていないものなのか・・
    琴子さんのパート...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月09日

    料理が得意だった専業主夫の父親を亡くし、全く料理センスがない母親に代わり家計を預り、日々、家族の胃袋を満たすべく料理をする高校生、山田龍一朗。
    彼の周りを取り巻くのは、とても素敵な家族、ご近所さん、クラスメイト。
    悩んだり、嫉妬したり、刺激されたり恋したり。
    本当に『ハートフル』の一言に尽きる!
    7...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月09日

    一人一人、料理と絡めての日常の物語。
    山田家が中心の話しだけど、山田家以外にも登場人物が出てきて、その人数が少しばかり多いので、読んでいて、ちょっとゴチャゴチャする感じ。
    登場人物の心情が分かって、面白い本でした。

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    Posted by ブクログ 2021年12月25日

    料理に関係する話だけど、
    料理が主人公ではなく、
    家族が主人公。

    最初の話が最後にそう着地するのかぁ。
    うまくまとまっていて良い。

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    Posted by ブクログ 2021年08月25日

    おいしい文学賞第一回受賞作。若者向けのライトテイストながらしっかりと家族愛や若者の葛藤が盛り込まれていて、料理系の小説の中でもかなり出来がいいのではないかと感じました。
    交通事故で父親を亡くした一家を舞台にした連作集です。料理力、家庭力で家族を支える長男。明るくて仕事は有能家事は無能な母親。天真爛漫...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月24日

    ほのぼの。
    おいしい文学賞受賞とのことで、おいしいごはん、家族の物語。
    児童書ではない?けど漢字さえ読めれば小学生でも面白いのでは。
    主夫だった父を亡くした高校生龍一朗が主人公。題名通り、母は料理が下手で、龍一朗が家事全般をになう。

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    Posted by ブクログ 2020年10月06日

    シンママを支える高校生長男の成長記。
    書き下ろし。

    ・母さんは料理がへたすぎる
    ・ないないづくしの女王さま
    ・待ちぼうけの幸せ
    ・プレゼント
    ・ウソつきたちの恋
    ・春が生まれる
    ・母さんの料理がへたすぎて

    主夫だった父親が不慮の事故で旅立ち、料理が苦手な母に代わって食事の支度をする龍一朗。

    ...続きを読む

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母さんは料理がへたすぎる の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    310ページ
  • 電子版発売日
    2021年09月30日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

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