こちら、終末停滞委員会。5
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こちら、終末停滞委員会。5

ラノベ
814円 (税込)
407円 (税込) 10月17日まで

2pt

4.0

同じ軽音部の憧れの先輩に告白をしたり、悪友たちとダラダラ放課後を一緒に過ごしたり、双子の妹――小柴ニャオとリンと共に家族団らんの夜を過ごしたりする。そんな普通の日常を愛する高校生、言万心葉。
かけがえのない彼の日々に異変が起きる。別の世界の夢を見せる指輪、恐ろしい化物と銃で対峙した記憶、そして時折現れる、メイドの幽霊。
世界の真相を解き明かすため、幼馴染のグループ『シャチイーター』と共に怪現象の調査を始める。
「だってお兄ちゃんが、ニャオに優しくしてくれたから」
――彼を待つ、日常の残酷な真実とは。

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こちら、終末停滞委員会。 の一覧

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • こちら、終末停滞委員会。
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    770円 (税込)
    99円 (税込) 10月17日まで
     実は俺らの世界は、密かに滅んでる真っ最中らしい。上野の不忍池に潜む異形、エッフェル塔に張りつく巨大カタツムリ、どう見ても美少女な魔王……。正体も数すら不明のナニカ――“終末”によって。  けど世界の裏では、それに中指立てて闘ってる少年少女がいたんだ。 「あはっ☆ 最強美少女ひかり様の前で神様ごときが頭が高いのだわ!」 「加減しないとパリ市街が吹っ飛びます隊長。……運が良ければ」  終末を停止でもなく、根絶もできず、ただ停滞させるだけ。誰に強いられたわけでもないその生き様は、ただこのクソッタレな世界でアオハルするため!  元・マフィアの下働き(異能持ち)で、クズな経歴の俺だけどさ。ここなら、楽しい学園生活ってのが始まりそうじゃないか?
  • こちら、終末停滞委員会。2
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    770円 (税込)
    231円 (税込) 10月17日まで
     正式に蒼の学園に入学した心葉(ことは)とLuna。念願の学園生活を謳歌する心葉に、早速学園イベントが。それは三大学園が集い、あらゆる分野で競う『天空競技祭」』!   恋兎チーム5人で代表戦に挑むことになった心葉たち。迎え撃つのは、フルクトゥス最大規模の資本を持つ学園・Corportions。  だが、祭りの水面下では、あまりに強すぎる存在として、恋兎(こいと)ひかりを抹殺する計画が進められていて……。  さらに、心葉にも銃痕の発現が。銃を通して、己の在り方と向き合う心葉は……。
  • こちら、終末停滞委員会。3
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    814円 (税込)
    244円 (税込) 10月17日まで
     光速の1298乗の速度で宇宙を轢き潰す、最強最悪の“終末”がやってくる。終末停滞委員会は仇敵・黒の魔王と手を組み、東京防衛の総力戦に挑む――!  生徒会長・エリフと行動する事になった心葉は、奇しくも日本へ。彼の胸に去来したのは、とある幼馴染の記憶で……?  ――絶望に中指立てる少年少女の、史上最大の戦いが今、始まる!
  • こちら、終末停滞委員会。4
    値引き
    858円 (税込)
    429円 (税込) 10月17日まで
    大切な『誰か』の名前を取り戻すため、心葉は“最も模範とすべき”学園――カウス・インスティトゥートへ留学することに。 新たな『斬撃』を獲得した心葉は、レアやカウスの精鋭とともに、ある巨人を封じている異界「焚火の国」へ向かう。そこは万物が意志を持つ、混沌まみれのファンタジー世界!  その裏で、蒼の学園を憎み、世界の破滅を招く仮面の男――別次元の言万心葉が暗躍し始める。彼の目的は、災厄の巨人を現世に解き放ち、宇宙を滅ぼしてしまう事で……。
  • こちら、終末停滞委員会。5
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    814円 (税込)
    407円 (税込) 10月17日まで
     同じ軽音部の憧れの先輩に告白をしたり、悪友たちとダラダラ放課後を一緒に過ごしたり、双子の妹――小柴ニャオとリンと共に家族団らんの夜を過ごしたりする。そんな普通の日常を愛する高校生、言万心葉。  かけがえのない彼の日々に異変が起きる。別の世界の夢を見せる指輪、恐ろしい化物と銃で対峙した記憶、そして時折現れる、メイドの幽霊。  世界の真相を解き明かすため、幼馴染のグループ『シャチイーター』と共に怪現象の調査を始める。 「だってお兄ちゃんが、ニャオに優しくしてくれたから」  ――彼を待つ、日常の残酷な真実とは。
  • こちら、終末停滞委員会。6【電子特別版】
    924円 (税込)
     アメリカ合衆国が滅んだ。  元・Corporations生徒会長、アメリアに浸食されて。  片羽『君を見てる』により、全人類は彼女の利他的な精神に同調し、やがて理想的な共同体を形成するに至るだろう。  しかし、終末停滞委員会は、人類の意思を奪う行為を許さない。心葉たちは、誰もが知る“あの人物”に協力を仰ぎ、潜入任務に挑む。  それは恋兎ひかりに次ぐ人類の最高戦力――サンタ・クロース。  崩壊するNYに、ジングル・ベルが鳴り響く。  電子版には書き下ろし短編「神流奈々ちゃん、デートと相対すの巻」を収録!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

こちら、終末停滞委員会。5 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本巻のあらすじを最初に読んだ時は「今度は仮面心葉が居た次元とはまた別の近似次元が舞台なのかな?」なんて考えたものだけど、実態はそれを遥かに超越する事態が展開されていたね!
    心葉が恋兎に告白するというこれまでの経緯を知っている者からすると信じられない描写から始まった今巻は改めて心葉がどうして戦い続けるのかを示すものとなったような


    今巻の前半は二つの物語が同時進行していたね
    書架曼荼羅を訪れた心葉一行の物語と平和な真鶴で双子の妹と日々を謳歌する心葉達の物語。両者は同時進行的に描かれたから、全く別の場所の物語なのだろうと最初は思ったのだけど、真鶴に居る心葉が記憶を取り戻してからの展開は驚愕の連続
    それによって見えてくる物語構造には恐ろしさを抱いてしまったよ……

    後に『残響の残骸』が語るように、あの真鶴は心葉が願って止まない場所の具現であり、平和なんて全く手に入らなかった心葉が最も手にしたかったそのものなんだよね…
    あれがシミュレーション世界であるならば留まるなんて間違っていると言える余地は増えるけど、実態は『残響の残骸』が作ったもう一つの宇宙であり怪異の王が言及するように今は不安定な部分があってもいずれは恒常性が落ち着いて何の問題もない世界に変わっていく筈
    その意味でも心葉があの世界に留まる事って問題は無いんだよね

    だから安寧を享受した心葉がそれでも元の世界へと戻る理由があるとするならば、それこそ戦う為で。その際にはどうして戦いたいのか?何故戦わなければならないのか?という点こそ問われてくる
    この答えは書き下ろしショートの中で示されていたね。最初は「普通」をこそ願っていた彼は手に入りそうな幸せや守れそうな笑顔を守る為に頑張り続けた結果、いつの間にか多くを抱えるようになった。それこそが心葉を「戦う人間」へと変えていたのだろうね
    だから『残響の残骸』が最も望んだ在り方をしている世界であろうと、戦いからの逃げになってしまうならば心葉はそこに留まる自分を許せない。それはとても哀しくてとても強い在り方だろうな…


    『残響の残骸』の真鶴は平和という点だけでなく、人間関係においても心葉に癒しと安寧を与えるものとなっているね
    シャチイーターという普通から外れた同年代と仲良くしつつ、恋兎が主催するバンドで普通の青春を過ごしていたりもする。また特筆すべきはニャオとリンという妹達か。家族に恵まれなかった心葉にとって、彼を慕い適度に庇護できる対象の2人は良い意味で都合の良い存在

    このように書くと心葉があの世界を捨てる理由なんて本当にこれっぽっちも無くて、あるとすれば元の世界から逃げたくない、元の世界で繋がりを手にした大切な皆と一緒に戦いたいという傲慢のような責任感だけ
    それはやはり哀しいのだけど、彼の決意の尊さも感じられてしまうね…

    それだけに『残響の残骸』から脱出した後にご褒美の如くリンやニャオとの関係が持ち越されたシーンには微笑ましいような温かいような感情を抱いてしまったよ
    妹以上恋人未満な関係性になりそうなまるで安寧の残滓のよう。辛い戦いの日々から逃れられない心葉にとって一つの癒しとなるのではないかと思えたね


    この巻ではサブ的な立ち位置となったLunaだけど、彼女が陰ながら齎した貢献、そして銃痕に籠められた願いの重さには瞠目させられましたよ……
    前々から心葉に対して重さバリバリな発言を繰り返してきた彼女だけど、メンヘラ自称だったり場を明るくする為に敢えてそのような発言をしているのだろうと思える面もあった
    けれど、心葉が『残響の残骸』へ突入する直前の遣り取り、彼女が授かった銃痕の能力が何よりも彼女の心を示すものだったよ…この人、めっちゃ本気じゃん…
    だってあの能力って、使い方に拠っては死にそうな心葉を助ける為に使えそうなものなのに、現状の彼女が考えているのは心中なんだもんなぁ…。心葉が生きていない世界なんて意味が無いと魂から思っているんだ……

    あと、驚きの邂逅を果たしながら記憶がない為に互いが探し人であると気付けない心葉とエリフの今後は気になるね。こうして出会えたのだから何か意味がある筈だと願ってしまうけれど、ニャオとリンの再会が『線の人』によって仕組まれた可能性がある以上、心葉とエリフの再会も『線の人』が関わっている可能性があるんだろうな…
    そう思うと、2人がこうして傍に居る状態って実は良いものでは無いのかと不安になってしまうけれど……

    0
    2026年01月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズが積み重ねてきた「日常と終末の境界」を、これまで以上に静かで、しかし確かな重みをもって描き切った一冊だと感じられる。
    派手な展開や過剰な説明に頼ることなく、登場人物たちの選択や沈黙、そして揺れる感情そのものが物語を前へ押し出していく構成は、シリーズ中でもとりわけ成熟した印象を受ける。

    本作では、何気ない日常の描写が丁寧に積み重ねられる一方で、その背後に常に「終末」という避けがたい現実が影を落としている。その対比が鮮やかであるがゆえに、登場人物たちが守ろうとするものの尊さが、読者の胸に静かに沁み込んでくる。
    とりわけ主人公の内面描写は深く、迷い、立ち止まり、それでもなお選び取る覚悟が、言葉少なに描かれることで一層の説得力を持って迫ってくる。

    また、シリーズを通して築かれてきた世界観は本巻でさらに厚みを増し、「終末停滞」という概念そのものが、単なる設定ではなく、人間の生き方や時間の在り方を問い返す装置として機能している点が印象的だ。SF的な要素と感情のドラマが無理なく融合し、物語に独特の静謐さと緊張感を与えている。

    大きな声で語られる物語ではない。
    しかしだからこそ、読み終えたあとに残る余韻は深く、確かだ。
    世界が終わるかもしれない状況の中で、それでも「今」を生きることの意味を問い続ける本作は、シリーズの一里塚として、そして一つの物語として、強い完成度を誇る一冊である。

    0
    2026年01月06日

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