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Posted by ブクログ
多島斗志之の短編集。以前に読んだ本もレポートを脚本化したような話だったので、ミステリではないだろうと思ってはいたが、結構多彩なのね。
最初の2作は、現代もので、うち1作はブラックユーモアっぽく軽くて読みやすい。表題作を含む後半2作は時代物というか、そういう背景での文学。
日本人の幼妻を貰った、裏切り者でドイツには入国できないのユダヤ人を眺める日本人からの視点や、幕末の斬り斬られる時代における、復讐で追われている者を逃したい視点など、それぞれの葛藤をうまく描いている。
ただまあ、読みづらいんよね。特に幕末。敵味方が解りづらいというのは、侍ものの宿命なので仕方のないところで、そこをそれなりに読みやすくはかかれている。結局は、個人的に苦手というだけのことなのだが。
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小説・文芸
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