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≪TVアニメ「文豪ストレイドッグス」放送記念! アニメ描き下ろしコラボカバー版を配信!≫
名探偵・明智小五郎が初登場した記念すべき表題作を始め、推理・探偵小説を中心に収録。自らも数々の推理小説を書き、多くの推理作家の才をも発掘してきた巨人の傑作選をぜひご堪能あれ。
<シリーズ累計250万部突破!「文豪ストレイドッグス」シリーズとは!?>
中島 敦、太宰 治、芥川龍之介、与謝野晶子、泉鏡花、F・スコット・フィッツジェラルドなど国内外の文豪のイメージをモデルに擬人化されたキャラクターが、「人間失格」「羅生門」などといった各文豪に関連する異能力を用いて戦うバトルアクションコミックス。
舞台は横浜。孤児院を追われた主人公・中島 敦は、とある自殺志願の男・太宰 治を助けたことから、異能力集団「武装探偵社」に所属することに。やがて、ポートマフィアの芥川龍之介らや、北米の異能力集団・組合(ギルド)との対決が激化していく――!
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Posted by ブクログ
江戸川乱歩の傑作集
『D坂の殺人事件』
『二銭銅貨』
『何者』
『心理試験』
『地獄の道化師』
『D坂』と『心理試験』は既に読んで本棚に並べているので省略。
『二銭銅貨』
★★★
どんでん返しがすぎる話。
泥棒が巧妙に隠した大金の隠し場所を探すため、難解な暗号文を解いていく。読者も見事に騙される。
『何者』
★★★★★
犯人は誰なのか二転三転する。
江戸川乱歩は正々堂々と読者に勝負を挑んでくれるから好きだ。「全く印象に残らない脇役が実は犯人でした!」みたいなアンフェアなことは絶対にやらない。犯人は最初から最後まで堂々と出てきてるからこそ面白い。
そして犯人を知ると、「あの時どんな感じであんな嘘を言ってたんだ⁉」とまた最初から読みたくなる。
犯人の動機は、この時代ならではで考えさせられる…。
『地獄の道化師』
★★★★★
今ではよくあるトリックの原点はここだったのかという驚き。道化師が不気味で怖い。
あらすじ
オープンカーから投げ出された石膏像の割れ目から血が…。石膏像の中に人間が塗りこめられていることがわかった。こんな恐ろしいことをしたのは誰なのか…。
この本の表紙は中高生に人気の『文豪ストレイドッグス』というアニメとコラボしているらしい。アニメは表紙だけで中身は普通に小説。
江戸川乱歩は今読んでもどれも本当に面白いので、中高生にも読むきっかけとなってとても良いコラボだと思う。
私が1番衝撃を受けた『人間椅子』も入れて欲しかった!(中高生には衝撃過ぎるかな^_^)
Posted by ブクログ
柳川一さんの小説『三人書房』を読んで乱歩の作品に触れてみたいと思い手に取った作品。
江戸川乱歩作品のなかでも本書を選んだのは古書店があった団子坂が舞台になっているのと三人書房時代の経験とエピソードが作品に活かされているのに興味を惹かれたから。
どんな事件やトリックが登場するのか楽しみだ。
まず驚かされたのが、この作品が100年近く前に描かれたという事実。
本当に凄いとしか言いようがない。
大正時代の人達が夢中になるのも無理ないわ。
作中の文体や言葉、お金、服装も現代と違っていてレトロな感覚が面白い。
あと面白いのが読者に語り掛けるスタイル。
所々に登場する「読者諸君!」と語り掛けるのが現代の小説ではなかなか味わえない新鮮さがたまらない。
「いっちょう推理をしてやろうじゃないか」と参加意欲を掻き立てられるが完敗でした。
あと見逃せないのが、『D坂の殺人事件』がデビュー戦となる明智小五郎。
もっと堅いイメージでてきぱきした人間像を思い浮かべていたが、現れたのは高等遊民のようなニート探偵でビックリ。
明智小五郎に見事に翻弄された感じ!
「犯人はこいつだ」と思わせといて違うんかいの連続、焦らされる推理の答えに乱歩先生の掌のうえでコロコロと転がされている気分。
五篇の短篇を収録
〇『D坂の殺人事件』での最後の落ちにはやられた!
まさに予想外「えっ、そんな理由なの?」と驚くばかり。
〇『二銭銅貨』のトリックも凄い!
でも度の行き過ぎたイタズラにちょっとかわいそう。
〇『地獄の道化師』この作品が一番面白かった。
タイトルの通り出てくる登場人物みんな怪しく感じる。こいつが怪しいと思っていたら殺されてしまったり、話が二転三転して終わったかなと思ったらどんでん返し!もう振り回されっぱなし。人間の歪んだ執念と恐ろしいまでの狂気、そこに至るまでの哀しさを浮き彫りにした最高にクレイジーで面白い作品。
どの物語も人間の心の深淵を覗き見たような異様な狂気、純度100%の怪しい世界。
年月を経ても色褪せず、時代を越えた魅力のある作品は、さすが推理小説の大家、日本のエドガー・アラン・ポーと思わされた一冊だった。
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