あらすじ
「おまえの若いころそっくりだ」十九年前に関係した教祖・大現師の阿愉楽寺、奥の坊。誘拐された十八歳の娘・沙紀は、美しく貞淑な妻であり母である舞子の眼前、目隠し、手には縛めの全裸で男の辱めを受けていた。「今度はお前が舐めろ」舞子は過去の因果を呪いつつも男に従う。が、教祖が母娘に用意した嗜虐の秘儀はそれだけではなかった。
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おどろオドロ
本作は著者が「成瀬純」のペンネームで上梓した「母娘秘祭 隷の輪舞」を改題した長編。物語は、カルト宗教を連想させる何やら怪しげな仏教寺院を舞台に、信者や相談者の女性を相手に秘儀と称さんばかりのクレイジーな倒錯プレイが連続するというもの。宗教界という独特の環境設定が、プレイ描写のおどろおどろしい雰囲気づくりに大いに一役買っていて、著者の他作品と比べて淫靡さの点で出色の出来となっている。ここからは投稿者の好みの話。若すぎる女性を慰みものにするというのは、フィクションとわかっていてもアレルギー反応を禁じ得ない。が、最後はホッとする締めくくりとなり溜飲が下がる。全員にとってハッピーエンドとはならないものの、総じて楽しめる作品に仕上がっている。