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次々と殺される語り手たちに一体何が? 松平定信主催の百物語の会最終回で陰惨な殺しが。南町奉行の根岸は会で語られた話を集め始めるが、やがて二人目の参加者が殺され…。 松平定信の私邸で催された百物語の会。百話目が語られる目前、語り手の廻船問屋・海原屋のやり手主人が無惨に殺された。翌々日、今度は改めて百話目を語ろうとした参加者の版元主人が遺体で発見される。二の遺体に残されたドクロと×印は何を意味するのか。南町奉行・根岸肥前守と仲間たちが語られなかった百話目を追う。
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Posted by ブクログ
文量やキャラクター、雰囲気、どれをとっても大変読みやすい作品。 恥ずかしながら、目が悪いのととにかくインスピレーションで本を手に取りがちなもので、こちらをシリーズ最新作と知らずに手に取ってしまった私ですが、いやあ、読める読める。 配下も色々出て来ますが、「誰ですか貴方は」などなることなく、結構クセの...続きを読む強い人々を初見の人でも読めるように、しかしきっとシリーズで読む方にはくどすぎないように描くのはとてもすごいことだなと。 軽すぎず、難解すぎないほどよい時代劇で、楽しませていただきました。 今度は最初から読もうと決意。
耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第十三弾。 楽翁様こと松平定信の私邸で「百物語」の会が催され、根岸奉行も半ば強引に誘われて出世することに。 ところが、その会で百話目を語る予定だった廻船問屋〈海原屋〉の主人が顔だけ髑髏という変死体で見つかります。 さらに後日、「百物語」の参加者で殺人の事情を知ってい...続きを読むる様子だった版元〈文秋堂〉の主人も胸に「×」印を刻まれた死体で発見されて・・。 思えば、根岸肥前守が書いた『耳袋』って、まんま「百物語」みたいなものですよね~・・ということで(?)、今回は「百物語」の会に絡んだ殺人の真相追求を軸に、途中で挟まれる小ネタ的な怪事(「背中の声」、「浅瀬の海坊主」、「ドクロの病」)の解明をしていく流れでございます。 小ネタ怪事に関しては、“チーム根岸”の面々からの聞き込み情報だけで根岸様がサクサク解決。 一方、メインの「百物語」絡みの事件については、チーム根岸”だけでなく、吉野疾風さんを筆頭とした楽翁様の配下たちも別働で探るというW体制で調査していくことに。 死体の“ドクロ”と“×”印から、海賊絡みの犯行か・・?と思いきや、真相というか動機が痴情の縺れ的なものだったのがちょいとズコーって感じでしたね。 ま、ラストの楽翁様の粋な趣向に免じて(?)良しとしますw。 ところで、チーム根岸のメンバーに「女中殺しの宮尾さま」とイジらる程、女中さん達から情報を聞き出すのが得意な宮尾さんですが、この“宮尾マジック”が通用するのは20代半ばから30代半ばの女性だけで、10代の娘には通用しないことが判明。 “ドクロ病”の件を探っている時に、若い娘から「おとっつあんに友だちづらされているみたい」と言われ、落胆しちゃう宮尾さんがお気の毒でございました(^^;) あと、宮尾さんといえば椀田さんの姉・ひびきさんはお元気なのでしょうかね?是非再登場をお待ちしております~。
根岸肥前守と百物語というのは 怪談・茶目っ気・趣向と 相性のいい要素たっぷり。 これまで触れられてこなかった 宮尾の意外な弱点がバレる。 なんとなくこれからの展開にも関係しそうな、 単純に人間味が見れて魅力が深まっただけのような、 根岸肥前守の手下たちの一面がいろいろ見られた巻でした。
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耳袋秘帖・南町奉行シリーズ
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風野真知雄
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