余命一年、男をかう

余命一年、男をかう

869円 (税込)

4pt

「いきなりで悪いんだけど、お金持ってない?」この一言からすべてが変わったーー。
楽しくなくても、平気で生きてきたはずなのに。
コスパ重視の独身女性が、年下男に数十万円を渡してはじまる涙と笑いの物語

節約とキルト作りが趣味の40歳独身、片倉唯。健やかでコスパのいい老後を迎えるために頑張っていたが、
無料で受けた検診で子宮がんと告知される。病院のロビーで会計待ちをする唯に、
ピンクの髪の男がお金を貸してほしいと頼んできた。人生はどこまでお金で割り切れるのか。
涙と笑いの第28回島清恋愛文学賞受賞作。

幼いころからお金を貯めることが趣味だった片倉唯、40歳。
ただで受けられるからと受けたがん検診で、かなり進行した子宮がんを宣告される。
医師は早めの手術を勧めるも、唯はどこかほっとしていたーー「これでやっと死ねる」。
趣味とはいえ、節約に節約を重ねる生活をもうしなくてもいい。好きなことをやってやるんだ! と。
病院の会計まちをしていた唯の目の前にピンク頭(ヘア)の、どこからどうみてもホストである男が現れ、
突然話しかけてきた。
「あのさ、おねーさん、いきなりで悪いんだけど、お金持ってない?」。
この日から、唯とこのピンク頭の男との奇妙な関係が始まる。

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余命一年、男をかう のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    死生観が私と同じだった。独身40歳女性の主人公は癌で余命一年と宣告されて感じたのが「この先何年も生きなくていいんだ、と安堵した」。末期といえど一年。否二年三年正確な寿命がわからないなら今までの貯金をぜんぶ使おうとするも渋られ、では一年と決めて自殺するかと思っても迷惑を被る人がでてくる。1人で生きてい

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    以前、村田沙耶香さんのコンビニ人間を読んだ時のような衝撃を受けました。
    うんうん、こういう人いるよねと思いながら、時折笑いもこみ上げながら読んでいましたが、次第に考えさせられる内容に形を変えていったのには驚かされました。
    自分の当たり前とか自分が考える幸せの形とか、そんなものを人に押し付けたり当ては

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    ふらり立ち寄った本屋さんで「面白いタイトル!」だけで買ってました。
    内容も面白くて、主人公の生き方に一部共感できたりして…後半のエピローグの手前であやうく泣きそうになりました(最近、涙もろい)

    0
    2025年04月27日

    Posted by ブクログ

    お金がある人生が幸せかと、ありふれた言葉だけど、何が幸せかを改めて考えさせられました。

    堅実な生活を送ってきた、40歳の独身OL片倉唯は、ある日、病院で余命一年の宣告を受ける。その帰りに、見ず知らずのホストの瀬名からお金を貸しいと言われ、お金を貸す代わりに、そのお金の分だけ唯に尽くして欲しいと取引

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    著者初読み。傑作!
    カテゴライズ、これ用心。自分自身のカテゴライズも含めて。今の若い人の言葉遣いも勉強になったし、テンポ良い会話も凄い手腕。周りも良い。丸山さん。那智さん。「平井堅」には大笑い。

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    ここ最近読んだ作品の中で最も感情を揺さぶられた。作品の中でも言われているいわゆる「余命もの」は私はあまり好きではないのだけれど、間違いなく傑作だった。唯と瀬名のこれからをもっと知りたい!個人的には丸山さんが好きで、唯にとってはありがたい存在なのではと思った。自分の人生の残り時間とお金の使い方について

    0
    2024年12月29日

    Posted by ブクログ

    吉川トリコさんは「しゃぼん」以来だ。さすが女性のためのR-18文学賞受賞作家という感じで読んでいて痛快だし、考えさせられるしで良かった。
    余命ものと呼ばれるジャンルだが、想像している話とはまた違い楽しく読めた。
    まず、タイトルのネーミングセンスも良い。最後は何となくまるく収まる感じで終わり方も良かっ

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    漫画みたいにサクサク読めて、余命ものでもそんなに重くない。だけど死生観についてちょっと考えさせられるそんな一冊。

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    初めての作家さんでした。
    なんだか漫画を読んでるみたいな感覚でサクサク読めました。

    瀬名の口悪いしめちゃくちゃだけど情に熱くてあったかくて
    家族思いの感じもかっこいいし、
    唯の、ひねくれた口の利き方で相手や読み手をイライラさせるんだけど、コンビニなんかに置いてある寄付箱に必ず寄付をするとか、キルト

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    本屋でブラウジングをしていたら、印象的なタイトルに目が止まり、気になって買わずにいられなかった。

    コロナ禍の話が懐かしくなって来た今日この頃、
    でもあの頃より生活が苦しい気がする今日この頃…

    何のためにお金を稼ぐのか、貯めるのか?
    最低限の生活を送るため?
    老後の不安のため?
    では、1年後に死ぬ

    0
    2025年03月03日

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