フィリップ・K・ディックの作品一覧
「フィリップ・K・ディック」の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」「流れよわが涙、と警官は言った」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「フィリップ・K・ディック」の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」「流れよわが涙、と警官は言った」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本物」という執着を捨てて見つけた、人間としての「勝ち」
核戦争後の荒廃した世界で、哀愁ただよう主人公リック・デッカードは、逃亡したアンドロイドを「処理」する賞金稼ぎとして、常に「本物」と「偽物」の境界線に執着していた。本物の動物を飼うことがステータスとされる社会で、偽物の「電気羊」しか持てない自分に劣等感を抱き、懸命にアンドロイドを排除することで自らの人間性を証明しようとする。
物語の核心は、人間とアンドロイドを分かつ「共感能力」にある。人間は共感があるから人間であり、それを持たないアンドロイドは機械として処分される。しかし、リックは任務を通じて、死を恐れ、仲間を想い、必死に生きようとする
Posted by ブクログ
想像していた以上に面白かった。
中盤あたりで、自分がアンドロイドかもしれないと疑い、基盤が揺らいでくるところが特に引き込まれた。
でもこの世界では人間もアンドロイドも生活する上での違いがほとんどないと思った。アンドロイドは共感する能力がなく、寿命が短いという点だけだろうか。
思いやりのない人間も少なくない世の中で、社会に馴染んで暮らしているアンドロイドが処理対象になるというのは、読み進むにつれて違和感が大きくなっていった。アンドロイドにも感情や生命があるのだ。
人間と同等の権利をアンドロイドが得た場合、イジドアのようにこき使われる人間が大勢出てくることを考えると複雑だ。優秀な彼らと、個体差の大
Posted by ブクログ
1.アンドロイド
途中からだれがアンドロイドか(というより、リックがアンドロイドか)にハラハラした。アンドロイドにも人間味があってあたかも人間のよう。「人間とはなにか」というSFっぽい問いがストレートに表現されていてよかった。人間とアンドロイドの差がエンパシーに存在するのだろうか。それは反応で計量可能なのか。
2.設定
映話、電気動物、情調オルガンとかの設定面白かった。マーサー教はよくわからないまま読んでしまった。
3.ヒキガエル
最後の最後にヒキガエルを見つけて喜んでいるリックはまさに人間っぽさがあった。前半は仕事人でアンドロイドのようだとすら感じたのに。