樫出勇の作品一覧

「樫出勇」の「B29撃墜記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • B29撃墜記

    Posted by ブクログ

    「屠龍(とりゅう)」という聞きなれない名前の戦闘機があったのをこの本ではじめて知りました。ゼロ戦とはちがって大砲のような機関砲を積み、太平洋戦争末期にB29を次々に撃墜していたという事実にびっくりです。そのようすもナマナマしく、一読の価値有りです。

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    2009年10月04日
  • B29撃墜記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    眼前に迫りくるB29の巨大な機体に三十七ミリ砲の引金を引くーー。対大型機用に開発された二式複座戦闘機「屠龍」を駆って、“超空の要塞”に挑んだ陸軍航空のエースが綴る感動の空戦機。日本重工業の中枢・北九州に襲いかかるB29と本土防空隊との熾烈な戦いの日々をとらえた迫真のドキュメント。
    (1998年の刊)
     第一章 初激撃
     第二章 不惜身命
     第三章 開眼
     第四章 激突
     第五章 嵐の前
     第六章 怒濤の敵
     第七章 突進
     第八章 屈辱

    第二次大戦中末期、日本はB29の戦略爆撃になす術がなかったというイメージが強かったが、本書を読むと意外に健闘していることがわかる。

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    2013年09月04日
  • B29撃墜記

    Posted by ブクログ

     本土防衛の航空機関係の書物を読むのが最近続いている。芙蓉部隊同様に夜間戦闘に長けた部隊。なかなか必要高度まで上がれなかったり、弾数が少なくすぐ補充しに地上に行かなくてはいけなかったりと不利な面も多いなか、筆者のB29を26機撃墜という戦果は素晴らしい。
     目の前で仲間が自爆したり体当たりを決行する場面は生生しさと筆者のショックの大きさに読んでいるこっちも言葉をなくす。
     バッツリと話が途切れてしまうが、筆者の「これ以上語りたくはない」という言葉の重さが、答えそのものなのか。

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    2010年07月21日

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