まさに事実は小説よりも奇なり........「日本のウェルテル」と若い頃感動した中河与一の「天の夕顔」は盗作だった?
この本によると盗作なのは間違いなさそうに思えるが、中河与一側の「モデルの話をそのまま記しただけで小説が出来るわけがない」という主張もわかる。
しかしそれはさておき、不二樹浩三郎の
...続きを読む人生もあまりに壮絶で信じられないが証言する人も多く、事実のようだ。しかし小説発表はは昭和13年。モデルも小説家も長命で共に平成の世まで生きたが、最後まで和解はなかったというのがすさまじい。
不二樹か恋人を忘れようと山ごもりした飛騨の山之村。桃源郷とも思える山里をいつの日か訪れたい物だ。