[ 内容 ]
地中海の中央に位置するシチリアは、古くから多くの民族が支配し、さまざまな文化を育んできた。
本書は古代から現代にいたるシチリア史上の興味深いエピソード、人物に光をあてた歴史読み物である。
あらゆる文明圏と接し、独自の文化を残してきたシチリアの歴史は地中海史を読み取るうえでの鍵となる。
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[ 目次 ]
最古の先住民シカニ族の王コカロス
風の神アイオロスの島
フェニキア人の基地、モツィア島
シラクーサ発祥の地、オルティージャ島
エンペドクレスを生んだ町アクラガス
山々に抱かれたセジェスタ、海に臨むセリヌンテ
シラクーサ王国、アルキメデスとともに滅ぶ
ローマの穀倉にて奴隷が蜂起する
森の中に埋もれていたローマ時代末期の豪邸
イスラム教徒のシチリア侵攻と征服
ノルマンのシチリア大伯
シチリア伯領から地中海王国へ
ノルマン君主の営んだ離宮と大聖堂
パレルモのカテドラルに眠るフェデリーコ二世
ヴェスプリ・シチリアーニ(シチリアの晩祷)
バロック建築撩乱の時代
ガリバルディと千人隊
統一後の反乱、セッテ・エメッゾ
アーチ・トレッツァにて思う
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