作品一覧

ユーザーレビュー

  • 大阪破産からの再生

    Posted by ブクログ

    大阪府と大阪市を統合する「大阪都構想」が、住民投票の結果、僅差で否決された。本書は、ジャーナリストである著者が住民投票前の2013年に著したものであり、橋下徹氏を中心とした大阪維新の会がめざす大阪の将来像について私見を述べている。
    結論から言えば、著者は大阪都構想に懐疑的な立場だ。区割り、財政調整、法的な課題などのハードルに加え、大阪の経済が浮上するきっかけになる点についても疑問視している。個人的には、非常に的を射た意見だと思う。
    確かに大阪府と大阪市の二重行政の解消は必要だ。しかし、住民生活に多大な影響を及ぼすであろう「大阪都」にしてまで行う必要はあるのだろうか。二重行政となっている分野ごと

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    2018年09月27日
  • 橋下徹改革者か壊し屋か 大阪都構想のゆくえ

    Posted by ブクログ

    橋下信者でもなく、アンチ橋下でもなく、中立を保って是々非々で橋下氏のやり方・実績を評価している良書です。

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    2012年08月11日
  • 橋下徹改革者か壊し屋か 大阪都構想のゆくえ

    Posted by ブクログ

    確か最近大阪市長になった橋下氏がどんな知事だったか、大阪都構想がどんなもんかってのを解説。府と市の二元行政の問題点やそれを克服するための都構想なんだけど細かいところが詰められていない現状。赤字脱却は橋下氏の直接の成果でないこと。市との無為な対立関係。そんなことを垣間見せてもらった。

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    2012年04月11日
  • 橋下徹改革者か壊し屋か 大阪都構想のゆくえ

    Posted by ブクログ

    2011年3月時点での内容。参院選も維新の会が大阪府市議会で大幅に議席を伸ばすよりも前ですな。
    だからといって新しさに欠ける内容ではない。

    維新の会の政策や橋本大阪府知事の実績について客観的に述べられている。
    恐らく、世の中に出ている書籍としては珍しいのではないだろうか?

    第四章で述べられている区議会構想に関する考察は維新の会の政策とは別にしても興味深かった。

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    2012年03月04日
  • 橋下徹改革者か壊し屋か 大阪都構想のゆくえ

    Posted by ブクログ

    今の大阪の問題は、結局過去の大阪府市職員にあったことが明白であるかのように書かれているが、果たして本当にそれだけなのか。

    巨大開発にしても、さまざまな無駄遣いにしても、職員が勝手に自由にできる余地は極めて限られていて、その規模や使い道に注文をつけるのは、大概特別職や議員なのではないか。

    そういったことを考えて、余計に憂鬱になりつつも、やはり大阪都に関する記述については客観性に最大限配慮されており、公平な立場で読むことができた。

    「維新」という宗教に呑み込まれる前に、多くの人に読んでもらいたい本。

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    2011年06月25日

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