ミハイル・ゴルバチョフの作品一覧

「ミハイル・ゴルバチョフ」の「二十世紀の精神の教訓」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 二十世紀の精神の教訓(上)
    4.3
    1~3巻704~748円 (税込)
    ゴルバチョフ元ソ連大統領と創価学会名誉会長・池田大作氏との対談集。 米ソ冷戦を終結させた哲人政治家と、世界的な仏教指導者。人間愛と哲学に満ちた二人の語らいは、世界に大きく反響を広げ、世紀を超えて輝き続けている。両者の共通の立脚点は「人間主義」。イデオロギーや国家の名のもとに「人間」が蹂躙されてきた二十世紀――その教訓を明らかにし、ヒューマニズムが勝利する二十一世紀の道を断じて切り開こうとの両者の信念が、対談の全編に熱くみなぎっている。 二十一世紀の平和創造への確かな指針となる一書。 上巻には、「人間、歴史、運命」「人類史の新しき舞台で」が収録。

ユーザーレビュー

  • 二十世紀の精神の教訓(中)

    Posted by ブクログ

    ゴルバチョフ対談の中巻。
    二人の革命家の話は、だんだんと深いテーマに。そしてテーマが深まるのと比例するように、二人の対話が白熱していく。
    率直な語らい。ゴルバチョフも縦横無尽に持論を展開する。受ける池田先生も、仏法の眼から明確な思想を返す。賛同するところは賛同し、否定するところは否定する。
    例えば、ロシアのリーダーにべっとりと染み付いた「民衆を見下す思想」。池田先生はこの思想に、鋭く切り込む。池田先生は、民衆を見下し、愚弄するような思想は、絶対に許さない。
    中巻の終盤、ゴルバチョフは教えを請う生徒のようになっていく。
    下巻の展開が楽しみだ。

    0
    2012年04月30日
  • 二十世紀の精神の教訓(上)

    Posted by ブクログ

    まず、まえがきが素晴らしい。
    「私たち二人は異なる文明に生き、異なる活動をしている。一方はロシア人でロシア正教の文明に育ち、他方は日本人で仏教文明に育ち、一方は政治を職業にし、他方は宗教者として活動している」
    確かに、政治家・ゴルバチョフと宗教家・池田大作という、文化も職業も違う二人だが、その対談は、驚くほど響きあう。
    実際の対談は、ゴルバチョフが大統領辞任後の、1994年頃から行われ、その後も日本やロシアで、会談を重ねることになる。
    この二人がなぜ、ここまで響きあうのか。それは二人が革命家だからだ。
    時代を背負い、世界を変えようという革命家だからこその共鳴なのだ。
    まえがきの続きには、こうあ

    0
    2012年04月25日

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