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  • カンボジア今 : ポル・ポトの呪縛は解けたのか
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 150万とも200万ともいわれる自国民を大虐殺したポル・ポト時代から30年余。未だにポル・ポト派幹部の裁判は終結していない。加害者と被害者が共存するカンボジア。誰もが納得する和解の道はあるのだろうか?原始共産主義に基づく平等社会から、極端に広がった格差社会の現実。そのため、ポル・ポト時代を心から憎しむ人がいる反面、ポル・ポト時代を懐かしむ人がいる。我々はこの事態をどのように理解すればよいのか。

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ユーザーレビュー

  • カンボジア今 : ポル・ポトの呪縛は解けたのか

    Posted by ブクログ

    カンボジアを訪れてから、カンボジアの歴史や経済に興味を持ち、読んだ一冊。

    著者はNGOでカンボジアに滞在したことのある方で、現地の日常生活から経済、エイズや人身売買の問題まで丁寧に書かれていてわかりやすい。

    ただ、著者はカンボジアの将来に非常に悲観的。
    何もそこまで悲観的にならなくても…。

    0
    2010年03月05日
  • カンボジア今 : ポル・ポトの呪縛は解けたのか

    Posted by ブクログ

    今年4月に旅行で初めて訪れたカンボジアについて旅行ガイドの解説より少しでも理解を深めたいと思い、手に取った一冊です。著者は海外大学の修士号も持つ大学教授の方ですが、本書については平易な文章かつ簡潔な説明で短時間ですが、興味深く一気に読むことができました。所得税という仕組みがないカンボジア(平成20年当時)では国民が公的資金というものに対してお金持ちの国からもらったお金という認識で国民による公的資金に使途監視はおろか役人による汚職の温床になっているようです。国家というものが機能していない発展途上国に対する援助の難しさ(政府機関・NGOなどの民間団体問わず)についてよくわかりました。
    それにしても

    0
    2013年05月05日

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