作品一覧

  • ドラッカー5つの質問―――成功を収める企業とそうでない企業はどこが違うのか
    5.0
    1巻1,430円 (税込)
    本書は、ドラッカー理論の核となる 経営の最重要5大原則をまとめたものである。 会社を永続的に成長させていくためにどうすればいいのか――。 成功とは挑戦の結果であって、幸運の結果ではない。 成功を収めている企業とそうでない企業の違いは どこにあるのだろうか。 ドラッカーはこう言っている。 「成功を収めている企業は、『われわれの事業は何か』を問い、 その問いに対する答えを考え、明確にすることによって 成功がもたらされている」(『現代の経営』) 「われわれの事業は何か」を問うとは、 わが社の事業はどうあるべきかを徹底的に考え抜き、 わが社のあるべき姿を明らかにする、ということだ。 経営者のそんな仕事の助けとなってくれるのが、 「ドラッカー5つの質問」である。 それは、経営者が「考えるべきこと」「決めるべきこと」 「行うべきこと」が、 問いかけの形でまとめられているものだ。 その中身は次のとおりだ。 第1の質問 われわれのミッションは何か 第2の質問 われわれの顧客は誰か 第3の質問 顧客にとっての価値は何か 第4の質問 われわれの成果は何か 第5の質問 われわれの計画は何か 「第1の質問 われわれのミッションは何か」は、 何のための事業なのかを問いただしてくれる。 「第2の質問 われわれの顧客は誰か」は、 誰をお客様とすべきかを明らかにしてくれる。 「第3の質問 顧客にとっての価値は何か」は、 お客様にお応えするために何をやるべきかを はっきりさせてくれる。 「第4の質問 われわれの成果は何か」は、 お客様に起こる良い結果に向けて働く人を方向づけしてくれる。 「第5の質問 われわれの計画は何か」は、 事業の存続と繁栄に関わる重要なことに注意を向けさせてくれる。 5つの質問一つひとつの中に、さらに細かい質問がたくさんある。 それらの問いに対する答えをつくり出していくことによって、 結果として、優れた経営を行うに至る。 「ドラッカー5つの質問」は主語がすべて「われわれ」だ。 主語が「われわれ」であるということは、 これらの問いに対する答えは 社長一人で考え込むものではなく、経営チームのメンバーと共に 取り組むべきものであることを意味している。 さらに言えば、経営チームは答えを共有する前に、 問いを共有しなければならない。 そして同じに問いに対して、全員から同じ答えが 出てくる状態にならなければならない。 経営チームが一枚岩にならずして会社のさらなる成長は あり得ないからだ。 著者 山下淳一郎
  • なぜ、あのガムの包み紙は大きいのか ドラッカーに学ぶお客様を幸せにする会社の作り方
    4.5
    1巻1,254円 (税込)
    「マネジメント」を理解すれば、働き方も人生も変わる! 個人の成長は組織に良い影響を与え、社会を大きく変えていく。本書ではこれを豊富な実例で紹介し、ドラッカーの説く「人間が幸せになる社会」について解説。

ユーザーレビュー

  • ドラッカー5つの質問―――成功を収める企業とそうでない企業はどこが違うのか

    Posted by ブクログ

    具体的なワークもついていて、すごく良かった。
    仕事で伸び悩んでいた所、自分の仕事は何か、誰に何をするべきかがハッキリと言葉に落ちて、頭も気持ちもスッキリと整理されました。

    ありがとうございます。

    0
    2020年08月02日
  • なぜ、あのガムの包み紙は大きいのか ドラッカーに学ぶお客様を幸せにする会社の作り方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドラッカー専門のマネジメントコンサルタント
    トップマネジメント株式会社代表取締役の山下氏の著書。

    ドラッカー関連書籍ということで、
    本書のプロローグでも書かれている通り、
    この本に答えは書かれていません。

    この本を読み、自分に(自分の会社に)当てはめて考えてみて、
    その答えを導き出すためのツールという位置づけになっています。


    恐らく読者の対象は社長、経営層だと思うので、
    自分の立場で読んでみてもおこがましいとは思うのですが、

    それでも会社の従業員はすべからく経営者層のごとく考え、
    仕事に従事すべしと思っていますので、

    その意味ではどんな立場であろうと得られるものは多いと思います。

    0
    2013年01月23日
  • なぜ、あのガムの包み紙は大きいのか ドラッカーに学ぶお客様を幸せにする会社の作り方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2013乱読100 2冊目。

    タイトルや表紙からドラッカーの本であることが分かりづらいのがとても残念。

    ドラッカーはどうも難しいと言う人が、まずはドラッカーの5つの質問を理解し、考え、行動に起こすことに特化した本。

    シンプルだけに焦点がはっきりとしていると思います。

    1-2時間で読むことができますが、演習があります。

    すぐに終わる演習ではなくて、ビジネスをしている人は常に考えているべき演習であり、それを常に考えられるように習慣化出来るようにしたい、そんな本です。

    0
    2013年01月02日

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