作品一覧

  • 市場って何だろう ──自立と依存の経済学
    4.0
    1巻825円 (税込)
    自立するために、多くの依存先を持とう! さまざまな依存先を提供しうる市場という頼れる存在。市場の原理をゲーム理論で読み解きながらそのあり方・可能性を考える。
  • ルービンシュタイン ゲーム理論の力
    4.0
    1巻3,520円 (税込)
    超一流の経済学者は経済学をどう考えているのか。 経済学のあるべき使い方がわかる。経済学に関わるすべての人に贈るアドバイス。 現実に役立つかどうかは、経済学を評価する重要な基準ではない。 超一流のゲーム理論が教える、ほんものの洞察力。 優れたモデルは、感性を豊かにする。 社会を見る眼を深く鍛える本。 著者の人生にひきつけながら、 ゲーム理論、交渉、合理性、ナッシュ均衡、 解概念、経済実験、学際研究、経済政策、富、 協調の原理などの基礎概念が語られる。
  • 慣習と規範の経済学―ゲーム理論からのメッセージ
    -
    1巻3,366円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国際的に高評価の若手学者が、従来の経済学では重視されなかった慣習と規範の役割をゲーム理論で分析。経済学の新しい可能性を切り開く、将来名著となるべき一冊。 【主な内容】 第1章 序論 第1部 合理性と慣習 第2章 くり返しゲームとフォーク定理 第3章 結託の経済効果(1)自由参入と結託 第4章 結託の経済効果(2)大規模装置産業と競争促進的カルテル 第5章 価格競争と慣習 第6章 企業の目的 第2部 進化・社会ゲームの理論 第7章 ナッシュ均衡の解釈 第8章 進化論的安定戦略と動学 第9章 社会とコミュニケーション 第10章 異文化との接触 第11章 グローバリゼーションと均衡選択 第12章 通貨危機と合理的パニック 第13章 合理化可能予見動学 第3部 演繹から帰納へ 第14章 意思決定理論 第15章 くり返しゲームと満足化理論 第16章 合理的差別 第17章 帰納論的ゲーム理論--差別と偏見
  • 高校生からのゲーム理論
    3.5
    社会科学を塗り替えつつあるゲーム理論は、「人と人のつながりに根ざした理論」である。環境問題、三国志、恋愛、いじめなど、多様なテーマからその本質に迫る入門書。
  • 高校生からのゲーム理論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ゲーム理論を現実世界の事例を用いてわかりやすく面白く説明している。
    恋愛・PK戦・きつねの手袋・いじめなど多岐に渡ったジャンルが述べられており、事実や筆者の考え、理論からの解説、全てが面白かった!


    <世の妻が口うるさいのも全く同じ原理だ。結婚前はあんなにお淑やかだったのに、と嘆く貴兄は男女の戦略的関係がわかっていない。離婚のコストは高いが、恋人なら「ごめんなさい」の一言で別れられる。恋人が口うるさくないのは「退出」というオプションを持っているからなのである。>(P.112)

    <序章の最後で、自分が当事者でありつつも、外から見る目を養うことがゲーム理論を学ぶうえでの第一原則だと述べた。しか

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    2023年09月29日
  • 市場って何だろう ──自立と依存の経済学

    Posted by ブクログ

    ゲームの理論の第一人者が「市場」について平易に語る1冊。前半では我々の生活の根幹に存在する市場について、具体的かつ総論的な記載があり、後半では、差別や障害者と市場と言ったテーマが語られます。後半はあまり考えたことがなかった視点で、新鮮でした。

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    2019年09月27日
  • 高校生からのゲーム理論

    Posted by ブクログ

    タイトルに「高校生からの」とあるが、「ナッシュ均衡」や「囚人のジレンマ」はP18~27のたった10ページで説明されており、全く知らない人がゲーム理論を体系的に知るのに適しているとは言えない。
    ただしジョークを交えた文体で、読み物としては読みやすい。

    一方、本書のほとんどはゲーム理論の社会への応用で占められている。
    それはまえがきの「恋愛」から始まり、「戦略編」「歴史編」「市場編」「社会編」からなっており、経済はもちろん、サッカーのPK、デートの待ち合わせ、共働き、格安航空会社の破綻、サラミスの海戦(ペルシアと古代ギリシアの海戦)、三国志、法規制といった多様な現象にゲーム理論を当てはめていく。

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    2016年01月28日
  • 高校生からのゲーム理論

    Posted by ブクログ

     いろいろな事例をゲーム理論で考えてみるとどうなるかというのを記しながら、ゲーム理論の基礎の基礎について述べた本。専門用語もそれほど取り上げておらず、ゲーム理論自体についての概説本というよりも、ゲーム理論からいろいろなことを考えてみるもので、この本でゲーム理論の全体像が分かるものではない。
     しかしながら、実際にどのようにゲーム理論が実際の世の中に当てはめて考えることができるのかを、平易な文章で分かりやすい内容で伝えているので、非常に読みやすい。また、著者の個人的な話と絡めていじめの話を取り上げているので、とても興味深く読めた。

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    2013年01月27日
  • 高校生からのゲーム理論

    Posted by ブクログ

    「高校生からの」と言うくらいやさしいゲーム理論の入門書です。とは言え、数学的な話とかは何にも出て来ません。これだけでゲーム理論がわかったりはしません。そうした意味のゲーム理論の入門書は、他にたくさんあります。
    でも、この本のいいところは、人と人の相互的な行為として営まれる社会現象をゲームとしてモデル化して解析しようとするゲーム理論の根本みたいなところを、丁寧に示してくれるところにあると思います。ですから、ゲーム理論入門にトライをかける前に、入門のそのまた一歩手前みたいなところで読んでおくとよい、お薦めな本です。

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    2012年11月05日

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