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Posted by ブクログ 2016年01月28日
タイトルに「高校生からの」とあるが、「ナッシュ均衡」や「囚人のジレンマ」はP18~27のたった10ページで説明されており、全く知らない人がゲーム理論を体系的に知るのに適しているとは言えない。
ただしジョークを交えた文体で、読み物としては読みやすい。
一方、本書のほとんどはゲーム理論の社会への応用で...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月27日
いろいろな事例をゲーム理論で考えてみるとどうなるかというのを記しながら、ゲーム理論の基礎の基礎について述べた本。専門用語もそれほど取り上げておらず、ゲーム理論自体についての概説本というよりも、ゲーム理論からいろいろなことを考えてみるもので、この本でゲーム理論の全体像が分かるものではない。
しかし...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月05日
「高校生からの」と言うくらいやさしいゲーム理論の入門書です。とは言え、数学的な話とかは何にも出て来ません。これだけでゲーム理論がわかったりはしません。そうした意味のゲーム理論の入門書は、他にたくさんあります。
でも、この本のいいところは、人と人の相互的な行為として営まれる社会現象をゲームとしてモデル...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月17日
経済学者 松井彰彦氏がゲーム理論について解説した2010年の著作。ゲーム理論の対象は自分の利得が自分の行動の他、他者の行動にも依存する状況を意味し、経済学を始め、経営学、政治学、法学、社会学、人類学、心理学、生物学、工学、コンピュータ科学などのさまざまな学問分野に見られます。本書では、具体例を挙げな...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月26日
とてもおもしろかった。
囚人のジレンマなど、ゲーム理論でよく知られた話が、もちろん出ているのだけれど、さまざまなケース、さまざまな角度から説かれているのだ。
例えば歴史上の有名な戦いを、ゲーム理論で読み解いたりするのも、そういう見方があるのか、と興味をそそられる。
個人的な偏見かもしれないけれど…...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月22日
非常に読みやすく、面白かった。高校生にもお薦めの1冊。
最初の方は確率の話などが少しややこしいが、進むにつれて面白さを増した。
特に最後の章は圧巻。ヒューム認識論といじめ問題とゲーム理論を組み合わせた話や、プラトンのイデア論「洞窟の影」を「経済学者とビジネスマンの関係」に喩えるとか。
哲学の言葉は...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月14日
ゲーム理論の基礎について色んな実例を交えながら学べる一冊。
西洋合理主義に基づくゲーム理論なだけに(本書でかじっただけの浅はかな知識ですが)
ともすれば実利のみを追求するような議論になりがちですが
この本はしっかりと東洋思想も組み込まれた構成になっておりバランスが取れた一冊です。
経済的な視点だけ...続きを読む
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