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ユーザーレビュー

  • 性と進化の秘密 思考する細胞たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み応えのある本である。
    題名だけ見たときは、なぜオスはメスに惹かれるかなんてことを遺伝子と引っかけて書いてる本かと思っていたのだが、さにあらずである。養老孟司が「読み応えのある本ですから、懸命に読んでくださいね」と書くぐらいである。

    本の主題は、生物の階層性(自然界にある物質の性格であり、上位の階層は下位の階層にない機能を持つ)と言う事である。原核細胞があるとき真核細胞にステップアップしたのであるが、真核細胞は飢餓状態になると合体して飢餓状態を乗り越えることをシステムとして行うことができるようになったのであります。

    一単位の真核細胞はハプロイド細胞、合体したのがディプロイド細胞とよぶのだ

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    2014年12月21日
  • 性と進化の秘密 思考する細胞たち

    Posted by ブクログ

    再読して思うのは。。。

    男はやっぱり消耗品だということ。ヒトの完全体は女であって、ヒトという種を存続させるために男が存在しているのではないかということ。そのために必要な一時期だけに…

    でもまぁ...どこかでいなくちゃ困るというのが、せめてもの救いかな?

    <2014年08月26日のレヴュー>
    性の根源を生物の階層性を切り口に根源的に考察する物凄く優れた本だと思う。生物学などよくわかっていないわたしが優れたというのも変だが、そんなよくわからない者にもなんとなくわかるように書かれているというだけでも、団さんがいかに生物の性について深く考えぬかれたかがわかるものだと思う。

    しかも、解説は養老孟

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    2015年06月15日
  • 性と進化の秘密 思考する細胞たち

    Posted by ブクログ

    卵のしくみを作るのに二十億年かかったのに、哺乳類のようなシステムになるまで、二億年しかかかっていないことなどから、単純な生物とは違い、複雑な生物には体のしくみを自分から変えるようにしていくことが出来るのではないかというのは、なるほどと思った。

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    2010年11月28日

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