小山靖憲の作品一覧

「小山靖憲」の「熊野古道」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 熊野古道
    3.2
    ゆたかな自然に懐深く抱かれた聖地、熊野。「蟻の熊野参り」という言葉どおり、人々は何かに引きつけられるように苦しい巡礼の旅を続けた。中世の記録から、上皇の御幸や一般庶民の参詣のようす、さらに熊野信仰の本質、王子社成立の謎等にせまり、長年の踏査経験をふまえて、この日本随一の古道の魅力を語り尽くす。

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ユーザーレビュー

  • 熊野古道

    Posted by ブクログ

    この本を購入したきっかけは、ここ数年で熊野古道関係各ルートを走破してやろう、という野望のためである。といっても、この本はいわゆるガイド本ではない。そのため、ルートでのコースタイム、休憩ポイント等の情報はない。ただ、各ルートの古道本来の道がどこか、といった歴史的記述は豊富である。あくまで学究的に熊野を攻めたい人向けの本である。おもしろかったのは、藤原定家らが、土砂降りの中を大雲取り越えした話とか、そこまでして熊野へ集う執念とか、後白河上皇など実に34回を数える熊野詣のエキスパートであり、ほぼ1年に1回の頻回の熊野詣である。回数を重ねるほど功徳を積む功績があった、という考えによるらしい。私的には障

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    2023年02月22日
  • 熊野古道

    Posted by ブクログ

    熊野古道の歴史と現在の状況を、一冊で学べる。
    この本で熊野古道を歩きたくなった人は、別途最新のルートガイドを読んでください。

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    2023年05月08日
  • 熊野古道

    Posted by ブクログ

    物見遊山込みの聖地巡礼は、世界的には珍しいそうな。
    小辺路と大峯奥駈道をゆっくり歩きたくなりました。

    0
    2013年11月26日
  • 熊野古道

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    ゆたかな自然に懐深く抱かれた聖地、熊野。
    「蟻の熊野詣」という言葉に象徴されるとおり、人々は何かに引きつけられるように苦しい巡礼の旅を続けた。
    中世の記録を読みながら、上皇の御幸や一般庶民の参詣のようす、さらに熊野信仰の本質と王子社成立の謎などにせまり、長年の踏査経験をもとに、日本随一の古道の魅力を語り尽くす。

    [ 目次 ]
    序 熊野とはどういうところか
    1 熊野詣の中世史(山林修行の地として―永興禅師そして宇多・花山法皇;院政期の大流行―上皇・女院そして貴族たち ほか)
    2 参詣の作法と組織(熊野信仰とは何か―参詣の目的;道中の案内と宿泊―先達と御師 ほか)
    3 熊野古道を歩

    0
    2011年05月14日
  • 熊野古道

    Posted by ブクログ

    熊野古道のすべてを実際に歩いてみたくなったが、時間的、金銭的に無理。
    大峯奥駈道の紹介を通じて、さらに修験道について調査を開始。

    0
    2009年10月04日

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