作品一覧

  • 炭鉱町の少年
    4.5
    1巻1,430円 (税込)
    北海道中央部の炭鉱町三笠市で生まれ育った著者が、退職後児童文学の世界で活動してきた証として、また、かつて日本の産業を支えた炭鉱町で暮らした少年たちの物語をいまに伝えたい思いを込めて、北海道児童文学に発表した12編を1冊にまとめました。
  • アンモナイトの森で 少女チヨとヒグマの物語
    -
    1巻1,188円 (税込)
    明治期の北海道開拓地を舞台に、アンモナイトの化石をめぐり、自然の中で育った少女と周囲の大人たちとで織り成す感動のドラマ。少女の忠告を無視してヒグマが潜む地域に足を踏み込んだ調査隊に、悲劇が待ち受けていた。第18回小川未明文学賞大賞受賞作品。

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ユーザーレビュー

  • 炭鉱町の少年

    Posted by ブクログ

    炭鉱に住んでた方達の実話だと思って読んでたら
    炭鉱町に暮らす少年や少女を主人公にした短編集

    でもなんだか想像できる背景が浮かびながら読めた

    恐竜の化石探しや、魚釣りや、幼馴染とのわかれ
    とか、いろんなテーマの話

    菊石というタイトルの山愛され動物との不思議な関係の特別な子が恋することによって山に愛されなくなる話が悲しかった
    好きな人を助けるためにヒグマの被害に

    0
    2023年03月06日
  • 炭鉱町の少年

    Posted by ブクログ

    短編集ですが、主人公の設定はほぼ同一人物。
    多分、主人公のモデルは著者本人かと思われます。北海道の空知地方の炭鉱町での炭鉱や化石発掘の物語(三笠市かな?)はノスタルジックで昭和の懐かしい感じを漂わせます。
    大人の炭鉱での危険な仕事と、子どもののどかな生活が対照的。炭鉱内での事故や石炭の市場が衰退していくことでの子どもの暮らしも変わりゆく様子もなんだか切ない。
    不思議な話、友情、恋心、親子の絆、化石への情熱。様々な情景がなんとも言えず良くて、今は無き炭鉱町を想像しながら読み、読み終わったあと、珍しく再度最初からもう一度読み返しました。

    0
    2023年08月15日

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