辻哲夫の作品一覧
「辻哲夫」の「在宅医療 ―治し支える医療の概念と実践」「日本の医療制度改革がめざすもの」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「辻哲夫」の「在宅医療 ―治し支える医療の概念と実践」「日本の医療制度改革がめざすもの」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
著者は元厚生労働省事務次官。
2008年3月に退職し、4月から田園調布大学教授に赴任した当時に発表した本。その後東京大学高齢社会総合研究機構特任教授。
厚生労働省在職中に、医療制度改革に携わった。
これは良書。
昨今の特定検診・特定保健指導や、後期高齢者医療制度など、少子高齢化が進む中での社会保障制度再編の一環として行われている医療制度改革について、担当者自らが、その目的と実現手法について解説。明快で分かりやすく書かれています。
メタボ検診とか生活習慣病とか、療養病床の再編、ジェネリック医薬品、産科医や小児科医の不足とか、最近良く見かける言葉が、どういう社会背景と政策を基に出てきて、厚生労
Posted by ブクログ
厚生労働次官まで歴任した医療制度の専門家による、医療制度の問題点と解決の方向性について論じた本。10年前の改革について、その経緯と解説が詳しく書かれているが、なかなか難しい環境の中で進められたことが感じられる。今後さらに抜本的な改革が必要と考える。もっと大幅に給付を減らすともに、同じ診療には同じ点数となっている診療報酬は変えなければならない。また、医師の技量によって報酬も変えるべきであって、もっと医療の世界にもビジネスの考え方を取り入れるべきであろう。
「小規模な地域密着型サービスといわれているシステムを導入したり、グループホーム、ケアハウス、有料老人ホームといった居住系のサービスを基本とする