ももろの作品一覧
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Posted by ブクログ
夢色の絵を見つめると
心がほどかる。
郷愁を感じ、
どこか懐かしくて、
胸をきゅーっ、と締め付けられる。
そんな、
優しくて不思議な感覚。
“白くまとペンギンの
四季をたどる小さな旅。”
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✾君と歩く季節の中でヌークの旅日記
✾ももろ
✾大和書房
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夜の淡いグラデーション。
ピンク、紫、水色、白。
淡い光が飛び散って。
白くまは羊の背に乗って夢旅をする。
雨の薄暗い部屋で、タオルをかぶってぼーっとする。
雨上がりにまぶしい光と友だちが飛び込んでくる。
凄く、優しい絵だ。
色合いが美しくて、
絵の中に光が溢れている。
光の反射。
影の動き。
風の流れ。
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“気持の準備だって?
それは後からついてくるよ”
いつか、は、意外とすぐに手に取れた。
水面に映る夜桜。
心地よい水草揺れる水の中。
オレンジと黄金の街路樹。
氷の湖。
四季の美しさを、
共にたどる。
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時間を忘れて眺めていた。
何度も手に取り開き見る。
悩みがふぅーっと抜けていく。
疲れがどこかへ昇華されていく。
凄く凄く、
大好きな本になりました。
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装丁の美しさもさることながら、
表紙を外した時に見られる、
本の作りが面白い。
こんな素敵な本に出会えて、
幸せがひとつ増えました。
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文字は読めない子どもたちも、
ページをめくっては眺め見て、
真剣だったり、
笑い合ったり、
楽しんでいます。
きっと子どもたちにとっても
かけがえのない絵本になるでしょう。
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大人のあなたに、
手に取ってほしい。
親子で一緒に読んでほしい。
心の休息、
夢の旅が始まる素敵な1冊です。
Posted by ブクログ
学校の教室で飼われることになったハンフリーは、人間の言葉がわかる。だから、子どもたちや先生の悩みに気づける。ハンフリーは、みんなの力になろうとする優しいハムスター。だから、知恵をしぼって奮闘していく!
週末に子どもたちや先生の家に順番に行って世話をされる中でいろいろな家庭の事情が見えてくるところが面白い。それぞれの家庭が抱える悩みをハンフリーがほぐしていくのはもっと面白い。
とりわけ好きなシーンは、教室で夜を過ごすハンフリーのもとに清掃員アルドが訪ねてくる場面。何度もあるんだけど、寂しい夜に光が差すような安心感や、アルドの人生が変わっていく期待感があって好き。何より2人の友情の深まりが感じられて素敵。
ケージの中からは鍵が開けられるっていう設定がポイントで、そこからワクワクする展開がいつも始まる。気づかれないうちにケージの中に戻るのもいつもドキドキする。
学校でも人気の本で、中学年の女の子を中心によく読まれている。うんうん、確かに面白い。きっと読みながら、登場人物と自分やクラスの子を重ねながら楽しんでいるんだろうな。学校生活が題材だから自分を重ねやすい。
「チャント聞イテ・アート」「手ヲアゲテ・ハイジ」などなど、子どもたちが先生にいつも言われるセリフが愛称になってるところとかとっても楽しくて、読んでると学校の子どもの顔が浮かんでくる。反対に、「声ヲ出シテ・サヤ」の姿には、励まされたりしている子もいるかもしれない。
子どもだけじゃなく大人もいろんなことを悩みながら生きているんだって感じられるところもいい。ハムスター目線だから、そういうことも暗くなりすぎずにからっと描かれていて、人は変われるということもしっかり伝わってくる。明るくて前向きな作品で、子どもたちに勧めたいと思った。
「犬には背中を見せちゃいけないってことも、たまにはテレビを消すのも悪くないってことも、学んだよ。
子どもたちや先生、校長先生にだって、なやみがあることもね。だれかがほんの少しはげますだけで、勇気を出せることもあるんだ。
いちばん大切なのは、たった一ぴきの小さなハムスターでも、だれかの役に立てるってこと。」(P211)