河合昌次の作品一覧
「河合昌次」の「読んで味わう古典落語の傑作101噺と見て愉しむ江戸の暮らし」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
Posted by ブクログ
タイトルにある「101噺」と「江戸の暮らし」について。
古典落語の演目101について、あらすじが載っており、ところどころに「江戸の暮らし」を挟むという構成になっている。
江戸の暮らしや文化は、「時の刻み方」、「長屋のつくり」など、16項目ある。
あらすじは、見開き2ページで紹介。1ページで紹介している演目も多少もある。
あらすじのページは2色刷りで、江戸の暮らしや文化はフルカラーとなっている。
演目の並びは五十音順ではなく、ランダムになっている。巻末に索引がついているので、特定の演目を探すときに不都合はない。
A5判で文字が大きく、あらすじの文章自体は読みやすい。だが、用語解説が必要な単語を多く使用しているため、読みづらさもある。江戸特有の用語は脚注があり、欄外で解説している。パッと見た時には、解説が多くて便利そうに感じたが、そうでもなかった。
一つ、二つ読むのならいいが、続けて読むと、読みづらさが気になってくる。現在では使われていない用語でつっかえることも少なくない。欄外の解説をいちいち読んでいたら、読書の流れが止まってしまう。
類書では、わかりやすい用語に置き換え、用語の解説は最小限にしていることが多い。本書は1演目あたり、脚注が5個程度と多目である。
具体例を一つ挙げれば、演目「時そば」では、「夜鷹蕎麦」、「花巻」、「卓袱」、「永坂」、「九つ」、「四つ」、の6項目が脚注で付いている。このような作りの本が好みであれば、お勧めである。