加藤寛の作品一覧 「加藤寛」の「中三寮始末記」「福沢諭吉の精神 日本人自立の思想」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 評価高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 福沢諭吉の精神 日本人自立の思想 3.5 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 1巻720円 (税込) 100年の時を超えて福沢諭吉が大喝する「官」の傲慢、「民」の無責任。その生涯を通して「官」と戦い、「民」の思想を築いた福沢諭吉。官僚主導の弊害と、行革・規制緩和の推進が叫ばれる今日を彼ならどう見るか。閉塞状況にある現代日本の処方箋を探る。 試し読み フォロー 道標 - 小説 / 国内小説 1巻275円 (税込) 昭和43年東北の田舎町から幸運に恵まれて東大に入学した室井は、ひょんなことからカトリックの修道会が経営する大学生寮で生活することになった。 そこでカナダ人修道士の舎監ベランと出会う。ベランは戦時中、敵国人として日本国内の強制収容所で過酷な抑留生活を送った経歴の持ち主だが底抜けに明るく包容力のある暖かな人柄で寮生の絶大な信望を得ていた。室井は忽ちその人格に魅せられ傾倒するようになる。 入学時から東大は学内紛争で紛糾していたが入学式は何とか実施されたものの、その後、総長による機動隊導入に端を発して全学が騒乱状態に陥り七月ついに駒場も無期限ストに突入してしまう。そんな渦中にあって室井は集団に対する拒絶反応から紛争に対しては肯定とも否定ともつかないあいまいな態度に終始していた。九月には新左翼系活動派が駒場中心部建物のバリケード封鎖を強行する。 ついに室井も遅まきながらクラス連合という新しい組織に加わり活動に参加することとなった。 一月には突然転勤によるベランとの別離に見舞われる。 二月にはバリケード封鎖されていた安田講堂が機動隊の強行突破により解放されるに及んで学内紛争は、ようやく終息を迎えることになった。 自己の確立を模索しながら彷徨する一大学生の一年間の軌跡を描いた作品である。 試し読み フォロー 完結 中三寮始末記 - 小説 / 国内小説 全1巻275円 (税込) この物語の舞台は昭和四十年代中頃の南九州T町にあるカトリック系男子進学校の中学・高校である。 ある年の中学入試合格者決定の際、入学者数予測で学校は大きな見込み違いを犯してしまい実際の入学者数が定員を四十五人もオーバーする事態を招いてしまった。 これがこの物語の発端である。 学校はクラスを増設してどうにかなったが問題は寮であった。新入生は約半分の自宅通学者を除けば、ほぼ全員が入寮希望者であるため限られたスペースに全員を収容することは不可能であった。 そこで学校首脳陣が考えた苦肉の策は使わないで放置している古い木造の特別教室棟の一部を改装して中学三年生を収容するというものであった。中学三年寮の急拵えである。 これを知って一番驚いたのは当の中学三年寮生であった。 寝耳に水の話で、なぜ学校の失策の責めを自分たちが負わなければならないのかという不平不満は各人が一様に感じたところである。やっと最上級生になって下級生に睨みをきかせる立場になれると思っていた矢先のこの変事はとうてい、承服できるものではなかった。 寮生たちは学校に対して反目し、様々なトラブルや、はみ出し行為、挫折などを経験する。 悲喜こもごもの出来事や これに関わった二人の舎監との関係などを通して、たくましく成長していく寮生たちの一年間の生活を描いたものである。 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 加藤寛の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 福沢諭吉の精神 日本人自立の思想 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 3.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 20年以上前の本でかなり時代錯誤でしたσ^_^; ただ福沢諭吉の「一身独立して一国独立す」とあるように日本人一人一人が精神的に自立しないと国は良くならないと僕も思います。 0 2016年08月01日 福沢諭吉の精神 日本人自立の思想 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 3.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ ラオスの古本屋で発見し、そういえば最も多くの人を喜ばせる「顔」福沢諭吉についてほとんど知らないではないかと思い、手に取った本。 福沢諭吉が貫いた精神を、実際に行った行動と著作を通して説く。 前半は現在の社会問題に触れ、福沢諭吉の精神の必要性を述べており少し退屈。教育論が主体の後半は興味深い。「学問のすすめ」が是非読みたくなる一冊だ。 0 2010年03月12日