作品一覧

  • 運動会と日本近代

    運動会と日本近代

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近代国家日本のイデオロギーと伝統的な民俗的祝祭・儀礼が接合された近代の祭りとしての側面をもつ運動会。近代社会システム構築の礎とされたその歴史を検証し、日本人の集合的無意識が顕現する場としての運動会を多角的に考察する。

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  • 知らなきゃ恥ずかしい日本文化

    知らなきゃ恥ずかしい日本文化

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻628円 (税込)
    日本文化の良さを知らないのは日本人だけかもしれない…。外国人から日本について尋ねられたら少なくともこれくらいの答えは用意しておきたい、という日本文化のあれこれ。「武士道」「源氏物語」「漫画&アニメ」など、日常生活の中に見いだされる、形をもった具体的なものから、暮らしの型、さらに技術、思想のような抽象的なものまで、日本文化研究のオーソリティがあまたのキーワードから日本を紐解く。
  • 大名庭園 ──江戸の饗宴

    大名庭園 ──江戸の饗宴

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,397円 (税込)
    小石川後楽園、六義園、浜離宮等、大名家が誇った名園はどのように造られ、そこではどのような社交や饗宴が催されていたのだろうか。自然の地形や植生の利用、潮入りの池のような大泉水、回遊様式など、日本庭園の魅力的な特徴を備えた大名庭園。そこを舞台に繰り広げられた茶事から趣向をこらした酒宴など多様な遊興と社交に、本書は注目する。大名庭園は京の公家文化と武家社会をつなぎ、当時の芸能、芸術全体を取り込んで成立したことが明らかになる。西洋の宮殿庭園とも機能を比較する他に類をみない文化史。
  • プラントハンター ヨーロッパの植物熱と日本

    プラントハンター ヨーロッパの植物熱と日本

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,815円 (税込)
    19世紀イギリス。誰も知らない珍しい花や樹々を求め、国中が沸きたっていた。この要求に応えて世界をかけめぐるプラントハンターたち。ラン、チャ、ユリ……。エキゾチックなあこがれを満たすべく、彼らはジヤワ、中国、そしてニッポンをめざす。豊富な文献渉猟から植物をめぐる文化交流をあざやかに位置づけた力作。(講談社選書メチエ)

ユーザーレビュー

  • プラントハンター ヨーロッパの植物熱と日本

    Posted by ブクログ

    ロバート・フォーチュンについて知りたくて手に取ったが、他にも様々なプラントハンターが今日の植物学や観葉植物に影響を及ぼしたと知り面白かった。

    0
    2026年07月24日
  • プラントハンター ヨーロッパの植物熱と日本

    Posted by ブクログ

    植物学に関する書籍であるが「プラントハンター」なる用語をあまり認識しておらず、どういった人たちなのかが気になり購入した書籍である。
    書籍の構成としては、西洋世界で大航海時代以降に世界中の珍しい植物や有用な植物を収集した人・組織について紹介しており、また、「プラントハンター」がどういった目的や興味、背景を持ち得て植物を収集したのかも掘り下げて解説している。書籍上ではこれまであまり知られていない「プラントハンター」としての人物の足取りや、それが植物学に与えた影響だけでなく、園芸学や植物分類地理学に与えた影響を出来るだけつまびらかに解説しており、興味深く読むことが出来た。
    また、日本においては外交官として来日した人物の中にも「プラントハンター」としていえる人物やその人物と交流した人物が紹介されており、これは幕末史を知ればさらに面白いのだろうと思った。
    書籍の中ではシーボルトや牧野富太郎といった著名な人物の紹介はほぼなく、これまで光が当たっていなかった人物により注目しているように思える。個人個人の業績だけでなく、西洋(主にイギリス)での植物に関する認識・取扱いがわかり、面白かった。

    0
    2026年07月20日
  • 知らなきゃ恥ずかしい日本文化

    Posted by ブクログ

    現在日本に元気がないのではないか、そう感じることが多い。長年の経済停滞期がそうさせているのか、先行き不透明な世界や政治がそうさせているのか分からないが、日本という国に諦めやネガティブな感情を持っている人が多いように感じる。

    そんな中、「日本文化こそ日本が世界に誇れる資産である」ととある先輩との話になり、自身もそうだと同感した。

    その中で、日本文化とはなんなのか、その特異性はどこにあるのかを探るために読んでみた。
    99項目のエッセイになっているが、その中でも印象的だったものを紹介したい。

    1. 名字
    日本には、約30万種の名字があるらしい。
    これは、中国の3500,朝鮮300,イギリス1万5000と比べてみても桁外れに多く、世界最大級らしい。全然考えたこともなかった。笑
    そして、これは平安後期から室町にかけて、下級貴族が、中央から離れで地方を開拓した時に、勝手に自分で姓を作って名乗るようになったのが始まりらしい。なるほど、土地に関わる名前が多いのも頷けて面白い。

    2 国歌 君が代
    君が代は、長寿礼賛の歌である。
    古今集の歌で、読み人は不明らしい。平和的な歌で、アメリカ、フランスなどが、戦う勝ち取るなどと歌っているのとは対照的であるとのこと。なるほど面白い。

    3 文化
    日本は、個人より集団に重きをおいた文化を形成してきた。恥の文化、和、武士道、八百万の神、神と仏の共存など、という考え方がその例に当たる。ここら辺はもう少し研究したい。


    その他にも、新幹線、漫画、柔道、俳句など身近で、世界的に認められているものもたくさんある。99個も紹介されているので、ご興味ある人は読んで見てほしい。

    また、筆者は最後に
    日本文化は 、人や物資が一時とどまり 、また去ってゆく通過駅のにぎわいではなく 、すべてが集まる終着駅の豊かな倉庫と見ることができる。採長補短 、調和させ融合させる 「文化習合 」の日本
    とまとめている。なるほど、文化習合の日本、面白いキーワードだと思った。

    0
    2018年03月01日
  • 運動会と日本近代

    運動会と日本近代

    ビジネス・実用

    Posted by ブクログ

     学校行事といえば運動会は欠かせないものになっているんじゃないかな。運動会が終わった後で飲む打ち上げのビールのうまさときたら、職場でのギクシャクした人間関係も吹き飛んでしまうような一体感があっていいよねぇ。それだけ教師仲間の集団づくりにもなるんだから、子どもたちにとっても教育効果は絶大なんて思ってしまうよね。
     それから運動会には家族そろって御弁当を食べたりして、親子の結びつきも深まるし、ご近所が集まるから地域の教育力も高まるなんて学校教育の生み出した最高の発明品だって思っている人もいるんじゃないのかな。
     ところで運動会って何のためにしているんだろう。けっこうわかっているようでいてわかんないのが運動会(学芸会だって何のためにあるのかよくわかんないけど)ではないだろうか。この本は無自覚に運動会をやってきた人々に贈る知的アンソロジーだ。筆頭執筆者である吉見氏は朝日新聞の書評委員なんかもしている気鋭の研究者。五、六年前に『思想』って雑誌に「ネーションの儀礼としての運動会」という論文を発表して注目されたんだ。その論文を巻頭論文に持ってきて、その後白幡洋三郎、平田宗史、木村吉次、入江克己、紙邊雅子といった面々が運動会と近代日本についていろいろ書いている。そうそう平田宗史っていう人は福岡教育大学の先生だぜ。学生時代に習った人もいるんじゃないの。
     この本のモチーフは吉見氏の巻頭論文にあるように「(近代において)普及していく運動会が、児童の身体とそれらを囲繞する学校に関するどのような国家レベルの思想と結びついていく運命にあったのか論じたい」というわかったようなことが書いてある。要は花見と戦争ごっこが国家的思想に取り込まれていったのだ、ということだな。
     平田センセは「わが国の運動会の歴史」という章を書いている。日本の運動会の歴史が通観できてわかりやすい。白幡氏は福沢諭吉が考えていた運動会について検討し、木村氏は運動会が国家に取り込まれていく過程を政策史的に追い、入江氏は国体によく似た戦前の明治神宮競技大会の分析をして「ナショナルな集団や組織への帰属意識を強化するために」スポーツが利用されてきた歴史を批判的に検証している。中体連でやれ県大会へ行けだの全国大会を目指せだのちゅうことに無自覚に夢中になっているセンセたちは必読。紙邊氏は現代の幼稚園に運動会は無用だという論を展開している。
     アンソロジーだから自分の関心のあるところをつまみ読みしてもいい。

    ★★★★ 運動会(体育祭)や部活に無条件夢中派の筋肉頭で活字は読めないかな

    0
    2010年04月02日

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