作品一覧

  • 平成監獄面会記

    平成監獄面会記

    小説・文芸

    3.5
    1巻1,518円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新旧様々な事件を取材してきた著者が、本書校了時点までに全国各地の刑務所や拘置所で面会した殺人犯は39人に及ぶ(まだ裁判で有罪が確定していない者や、冤罪の疑いがある者を含む)。本書では、その中でも個性が際立っていた「7人と1人」について、面会と文通の記録をはじめとする膨大な取材データに基づき、実像を克明に描き出す。 日本中の誰もが知っているような有名な殺人犯たちについて、実際に本人と会った者でしか知りえなかった実像と事件の深層、意外なエピソードの数々。そして、登場する殺人犯の人数を「8人」と言わず、「7人と1人」という言い回しにしているのは、なぜなのか。 本書を読めば、あなたは今後、事件報道の見方がおそらく変わる。 【ご利用前に必ずお読みください】 ■誌面内の目次やページ表記などは紙版のものです。一部の記事は、電子版では掲載されていない場合がございます。 ■一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。 ■電子版からは応募できないプレゼントやアンケート、クーポンなどがございます。以上をご理解のうえ、ご購入、ご利用ください。 ~~~本書に登場する「7人と1人」~~~ ◆小泉毅(面会場所・東京拘置所)  元厚生事務次官宅連続襲撃事件(平成20年)――「愛犬の仇討ち」で3人殺傷 ◆植松聖(面会場所・横浜拘置支所)  相模原知的障害者施設殺傷事件(平成28年)――19人殺害は戦後最悪の記録 ◆高柳和也(面会場所・大阪拘置所)  兵庫2女性バラバラ殺害事件(平成17年)――警察の不手際も大問題に ◆藤城康孝(面会場所・大阪拘置所)  加古川7人殺害事件(平成16年)――両隣の2家族を深夜に襲撃 ◆千葉祐太郎(面会場所・仙台拘置支所)  石巻3人殺傷事件(平成22年)――裁判員裁判で初めて少年に死刑判決 ◆筧千佐子(面会場所・京都拘置所)  関西連続青酸殺人事件(平成19~25年)――小説「後妻業」との酷似が話題に ◆上田美由紀(面会場所・松江刑務所)  鳥取連続不審死事件(平成16~21年)――太った女の周辺で6男性が次々に…… ◇新井竜太(面会場所・東京拘置所)  横浜・深谷親族殺害事件(平成20~21年)――無実を訴えながら死刑確定 ~~~コラム~~~ ・最高裁で行なわれる死刑事件の裁判は一見の価値あり ・殺人犯たちと面会するにはどうすればいいのか ・取り壊される殺人犯たちの家 他
  • 実録 死刑囚26人の素顔

    実録 死刑囚26人の素顔

    小説・文芸

    3.3
    1巻1,100円 (税込)
    多くの死刑囚を取材し、手紙も交わしてその素顔に迫る、ジャーナリストの片岡健。その中で、特に印象に残った死刑囚26人の素顔をレポートします。和歌山カレー事件の林眞須美やオウム真理教事件の井上嘉浩、なんば個室ビデオ店放火殺人事件の小川和弘など、世間を揺るがした殺人事件の犯人も含まれています。彼らはどんな人物で、何を語ったのか。実際に会って、生の取材をしたからこそわかる、真実の姿です。
  • マンガ 「獄中面会物語」
    完結

    マンガ 「獄中面会物語」

    少年・青年マンガ

    4.3
    全1巻660円 (税込)
    全国各地の刑務所や拘置所で面会した殺人犯。本書では、個性が際立っていた「7人」について、面会と文通の記録をはじめとする膨大な取材データに基づき、実像をマンガで克明に描き出す。 日本中の誰もが知っているような有名な殺人犯たちについて、実際に本人と会った者でしか知りえなかった実像と事件の深層、意外なエピソードの数々はとても興味深い。 ◆小泉毅(面会場所・東京拘置所)  元厚生事務次官宅連続襲撃事件(平成20年)――「愛犬の仇討ち」で3人殺傷 ◆植松聖(面会場所・横浜拘置支所)  相模原知的障害者施設殺傷事件(平成28年)――19人殺害は戦後最悪の記録 ◆高柳和也(面会場所・大阪拘置所)  兵庫2女性バラバラ殺害事件(平成17年)――警察の不手際も大問題に ◆藤城康孝(面会場所・大阪拘置所)  加古川7人殺害事件(平成16年)――両隣の2家族を深夜に襲撃 ◆千葉祐太郎(面会場所・仙台拘置支所)  石巻3人殺傷事件(平成22年)――裁判員裁判で初めて少年に死刑判決 ◆筧千佐子(面会場所・京都拘置所)  関西連続青酸殺人事件(平成19~25年)――小説「後妻業」との酷似が話題に ◆上田美由紀(面会場所・松江刑務所)  鳥取連続不審死事件(平成16~21年)――太った女の周辺で6男性が次々に……
  • マンガ「獄中面会物語」【分冊版】 1話
    完結

    マンガ「獄中面会物語」【分冊版】

    少年・青年マンガ

    -
    全15巻165円 (税込)
    全国各地の刑務所や拘置所で面会した殺人犯。本書では、個性が際立っていた「7人」について、面会と文通の記録をはじめとする膨大な取材データに基づき、実像をマンガで克明に描き出す。 日本中の誰もが知っているような有名な殺人犯たちについて、実際に本人と会った者でしか知りえなかった実像と事件の深層、意外なエピソードの数々はとても興味深い。 ◆小泉毅(面会場所・東京拘置所)  元厚生事務次官宅連続襲撃事件(平成20年)――「愛犬の仇討ち」で3人殺傷 ◆植松聖(面会場所・横浜拘置支所)  相模原知的障害者施設殺傷事件(平成28年)――19人殺害は戦後最悪の記録 ◆高柳和也(面会場所・大阪拘置所)  兵庫2女性バラバラ殺害事件(平成17年)――警察の不手際も大問題に ◆藤城康孝(面会場所・大阪拘置所)  加古川7人殺害事件(平成16年)――両隣の2家族を深夜に襲撃 ◆千葉祐太郎(面会場所・仙台拘置支所)  石巻3人殺傷事件(平成22年)――裁判員裁判で初めて少年に死刑判決 ◆筧千佐子(面会場所・京都拘置所)  関西連続青酸殺人事件(平成19~25年)――小説「後妻業」との酷似が話題に ◆上田美由紀(面会場所・松江刑務所)  鳥取連続不審死事件(平成16~21年)――太った女の周辺で6男性が次々に…… (この作品は『マンガ 「獄中面会物語」』に収録されております。重複購入にはご注意ください。)

ユーザーレビュー

  • 実録 死刑囚26人の素顔

    Posted by ブクログ

    片岡健『実録 死刑囚26人の素顔』宝島SUGOI文庫。

    この手の文庫本にしては1,100円と高額なことに驚いた。書下ろしで、ジャーナリストによる取材作品であることが理由なのだろう。

    現在、日本には100人もの確定死刑囚が居るのだという。そして、死刑の是非、死刑囚の冤罪といった様々な議論が続けられている。個人的には確定死刑囚の多くが長らく刑の執行から逃れ、生きながらえていることが大きな疑問である。本来、確定から6ヶ月以内に執行されるはずの死刑執行は確定した順でもなく、役人と法務大臣の胸算用1つで決まると言うのだから恐ろしい。

    確定死刑囚といえど、様々な背景があり、冤罪の疑いが高い死刑囚も居り、なかなか興味深いノンフィクションであった。


    1人目。ジャーナリストの片岡健が初めて面会した死刑囚が和歌山カレー事件の林眞須美である。片岡は実際に林眞須美と面会してみると、その人物像からこの事件は冤罪ではないかと考えるようになったという。確かに保険金詐欺の過去を持つ林眞須美が一銭にもならない無差別殺人事件を起こすというのは考え難いし、物証や目撃情報もかなり怪しい。67人もの死傷者を出した大事件に警察は是が非でも犯人を逮捕しなければと怪しげな物証や目撃情報を全て採用した結果なのだろう。

    2人目はオウム真理教事件の井上嘉浩。日本中を震撼させた一連のオウム真理教事件は強く記憶に残っている。松本サリン事件、公証人役場職員殺害事件、坂本弁護士一家殺害事件、地下鉄サリン事件など一連の無差別殺人を含む凶悪殺人事件の犯人たちの罪は死刑でも足りないくらいだ。後に麻原彰晃以下、オウム真理教事件の死刑囚たちの死刑が一斉に執行されたことには驚いた。

    3人目は元厚生事務次官宅連続襲撃事件の小泉毅。この事件は全く記憶に無かった。犯行動機は34年前に実家で飼っていた犬が保健所で殺処分されたことへの復讐だと言う。それ故、動物愛護団体の活動家の一部からは大きな支持を集めているらしい。

    4人目。鳥取連続不審死事件の上田美由紀。次々と男たちを騙して金品を提供させたり、借金をした挙げ句に殺害したとされる上田美由紀。木嶋佳苗が東の毒婦なら上田美由紀は西の毒婦と呼ばれていたようだ。しかし、上田美由紀の死刑は執行されることなく、喉に食べ物を詰まらせ、獄死する。その辺りの経緯については薄っすらと記憶にある。

    5人目は加古川7人殺害事件の藤城康孝。この事件も全く知らなかった。7人も殺害しておきながら、精神疾患による減刑を訴えるなど言語道断である。

    6人目。大阪個室ビデオ店放火殺人事件の小川和弘。この事件も知らなかった。確かに小川和弘が犯人とは言い難い証拠もある。冤罪を訴え、再審請求中とのことだが、真相は如何に。

    7人目。長崎ストーカー殺人事件の筒井郷太。無罪妄想というのは初めて知った。有罪証拠が揃い過ぎていることへの裏返しが無罪妄想であるのようにも思う。

    8人目。横浜・深谷連続殺人事件の新井竜太。もう嫌になるほど昔の殺人事件のことなど覚えていないものだ。この事件は新井竜太が従弟の高橋隆宏という元暴力団員の男に指示して、2人を殺害させたというものだが、極めて冤罪の可能性が高いようだ。実際に殺人を行った高橋隆宏は無期懲役で、新井竜太が死刑というのもおかしな話だ。

    9人目は静岡2女性殺害事件の桑田一也。何とか死刑を逃れようとする受刑者が居る一方で罪悪感に苦しむ受刑者も居るようだ。桑田一也は後者に当て嵌まるようで、獄中で25キロも痩せたらしい。

    10人目。姫路2女性バラバラ殺人事件の高柳和也。IQ63というのは知的障害者レベルではないか。知的障害の場合は精神疾患と違って死刑を免れないのだろうか。

    11人目。堺市資産家連続殺害事件の西口宗宏。人はそれぞれ様々な生い立ちを持っている。不幸な生い立ちを理由に殺人を正当化されてはたまらない。

    12人目。大阪元社長夫婦ドラム缶遺体事件の鈴木勝明。凶悪犯罪を犯していながら死刑執行から逃れようと冤罪を主張するのは見苦しい。

    13人目。石巻3人殺傷事件の千葉祐太郎。犯行当時、18歳の少年だったが死刑囚となった千葉祐太郎。しかし、千葉祐太郎は犯行当時の記憶が無いと言う。

    14人目。会津美里町夫婦殺害事件の高橋明彦。東京出身の高橋明彦は妻と共に会津美里町に移住したが、生活に困窮し、車上生活をするまでに落ちぶれてしまい、妻に対して嘘に嘘を重ねたことで、強盗殺人という凶悪犯罪に手を染めてしまう。

    15人目。宮崎家族3人殺害事件の奥本章寛。自分の妻子と義母を殺害した奥本章寛。著者の片岡健も同情するほどの犯行動機。

    16人目。長野資産家一家殺害事件の伊藤和史。殺害した資産家一家から驚くべき仕打ちを受けていた伊藤和史。著者の片岡健も最高裁の裁判官も同情を禁じえなかったようだが、死刑が確定する。

    17人目。前橋高齢者連続殺傷事件の土屋和也。過去に激しい虐めを受けていた土屋和也は課金ゲームにはまり、生活が困窮し、高齢者を狙った強盗殺傷事件を繰り返す。

    18人目。相模原知的障害者施設殺傷事件の植松聖。この事件は施設の入所者19人もの生命を奪い、26人に重軽傷を負わせるというかなり酷い凶悪事件である。

    19人目。関西連続青酸殺人事件の筧千佐子。後妻業の女として、よく知られる死刑囚である。被害者は10人以上とも言われるが、認知症を患い、死刑執行を待たずに獄中で病死する。

    20人目。蟹江町母子3人殺傷事件の林振華。中国からの秀才留学生は一度の万引きからみるみるうちに転落していく。

    21人目。寝屋川中1男女殺害事件の山田浩二。猟奇的な凶悪事件を犯しておきながら、余りにも荒唐無稽の言い訳を繰り返す山田浩二は短絡的な行動で死刑判決に対する控訴を2度も取り下げる。

    22人目。浜名湖連続殺人事件の川崎竜弥。知人2人への強盗殺人で死刑判決を受けた川崎竜弥は無罪を主張することもなく、死刑を恐れる素振りも見せなかった。

    23人目。マニラ保険金殺人事件の岩間俊彦。冤罪の可能性が極めて高い事案である。マニラでヒットマンを雇って2人の生命を奪い、保険金を手にした事件の首謀者とされた岩間俊彦は死刑判決が出た直後に病死する。岩間俊彦が首謀者とされたのは同級生の久保田正一の自白だけで、フィリピンで事業を行う久保田正一に対して岩間俊彦自身はフィリピンに行ったこともなかった。その久保田正一は無期懲役を確定させ、死刑を免れたという。

    24人目。日立市妻子6人殺害事件の小松博文は自宅にガソリンをまき、火を付けて妻子6人の生命を奪った罪で死刑判決を受けたが、獄中で病気で倒れ、一切の記憶を失った特異な死刑囚であるようだ。

    25人目。川崎老人ホーム連続転落死事件の今井隼人は冤罪を主張していながら、控訴を取り下げ、死刑を確定させた。

    26人目。姫路監禁殺害事件の上村隆。3人の男性を監禁殺害した事件であるが、3人のうち2人の遺体が発見されぬままという特異な事件。主犯格の男は死刑を免れ、無期懲役となるが、実行役の上村隆は死刑が確定する。横浜・深谷連続殺人事件の新井竜太とは真逆の結果で、それがどういう理由からなのか理解することは難しい。

    本体価格1,100円
    ★★★★

    0
    2026年04月10日
  • 平成監獄面会記

    Posted by ブクログ

    ニュースの見方が変わりそう。殺人犯にもそれぞれ信じるものがあったり、人間らしい心を持っていて少し安心した。殺人は悪いことだし許されない。でもまだまだ調べ足りないところが裁判の中にありそうな事件もあったので、もっと本当のことがわかればいいと思った。

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    2020年02月13日
  • 実録 死刑囚26人の素顔

    Posted by ブクログ

    死刑囚に共通する点として周りに助けを求められなかったり、知能が低かったり、短絡的な考えしかできなかったり、とにかくすぐカッとなりやすい人が多いんだなと感じた。

    この本の死刑囚の中にはどうしようもないクズもいたし、実質被害者のような加害者もいた。
    もし私が後者のような境遇だったらどうしていたのだろうと怖くなった。

    ただ、この本を読んで死刑制度には賛成だと感じた。
    著者が感じたように冤罪の人もいるのかもしれない。ただやっぱり人間にとって死は怖いものだし、死をもってしか償えない犯罪もある。

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    2026年07月12日
  • 実録 死刑囚26人の素顔

    Posted by ブクログ

    『著者自身が会って取材したことがある死刑囚が本書ほど多く登場する本は他に無いはずだ(P.2)』

    この言葉やタイトルからもわかる通り、26人もの死刑囚との対面取材がまとめられた一冊となっています

    ですが、一冊に26人もの死刑囚が載っているということは、つまり一人当たりに割ける文章量も少なくなってしまうという事
    一度しか対面できなかった死刑囚も、数年にわたり取材を続けた死刑囚も、どちらも同じようなページ数で終わってしまうのが少し寂しい気がしました

    フラットな視線で書かれたルポではなく、著者の主張が随所に見られるのは個人的には好きなポイント
    何人かの死刑囚に対しては『冤罪だと思っている』とまで記しています

    死刑囚の他にも、死刑囚と獄中婚をした女性へのインタビュー記事が載っていたり、そのあたりもなかなか興味深かったです

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    2026年07月11日
  • 平成監獄面会記

    Posted by ブクログ

    死刑囚を取材したもの。
    同様のものを読んだことはあるが、佐木隆三氏や小野一光氏のほうが読み応えあるかな。経験によるものなのか、残念。

    横浜・深谷親族殺人事件の新井竜太氏については、事件の詳細は知らなかったが(元阪神タイガース選手名に似てるなと思ってたので、事件そのものの記憶はあったが)、捜査しなおしてほしいね。

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    2020年05月09日

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