大学でもうちょっと熱力学と流体工学をまじめにやっときゃあよかったわ。いま気づいても遅いけど、この本でpv線図の理屈や気体の共鳴、圧力と気体の温度の関係がやっと(少しだけど)わかった。エンジンの奥は深い。
ロマンがありすぎてまだまだ知りたいことが山ほどある。
ただし、腑に落ちることばかりなんだけどエンジンの考え方に偏りがあるのが残念。
効率を考えると最適解があるのはよくわかる。けど一見ムダに見える構成でもクルマ好きにとって「そこがイイんじゃないー」という部分がよかったりすることもあるんだから。おそらく意図的であるんだろうけど。