作品一覧

  • 方言の地図帳
    4.0
    1巻1,595円 (税込)
    ゴミは、「なげる」? 「ほかす」? 「うっちゃる」?「明後日の次の日」、あなたの町では「やのあさって」?「しあさって」?全国2400箇所の調査記録をもとにした「お国言葉」の一大パノラマ。さまざまな方言が列島に広がるさまを地図に表すと、そこから日本語の豊穣な世界が見えてくる!辞典としても使えて方言の基礎知識も満載!国立国語研究所が総力を傾けて製作した『日本方言地図』をもとに、言葉がいかに伝播し、姿を変え、生成していくのかを描き出す。懐かしい言葉の記録でもあり、日本の長い歴史の探究でもあり、あたらな言葉の動態を探る探究でもある、無二の地図帳。「方言は日本人の心のふるさとであると同時に、日本語に新たな活力を与えるエネルギー源でもある。共通語は周囲の方言を吸収しつつ成長を続けてきた」(本書より)【本書の内容】第I部 自然/第II部 人間と生活/第III部 動植物音韻編 方言の基礎知識
  • 21世紀論点シリーズ 脱・標準語の時代(小学館文庫)
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    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「標準語」「共通語」「方言」、日常使用している話しことばには“流れ”がある。本書は「標準語」をキーワードに、ことばの近・現代、そして未来を読み解く、ダイナミックな言語史観である。
  • 方言の日本地図 ことばの旅
    3.5
    方言は日本語の原点! 75の地図で易しく解説!! 日本人の心に響き、心を揺さぶる方言が今、絶滅の危機に瀕している。まだまだ、各地方では、個性的で豊かな方言が息づいている。日本語は決してひとつではない!!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 知ってるようでよく間違う日本語
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    笑って学べる、楽しい日本語クイズの本。みんながよく間違って使っている言葉、つい混同してしまうなんとなく似た言葉、何度聞いても正しい意味を忘れてしまう言葉、よく耳にするけどどんな字を書くのか案外知られていない言葉など、もういちどちゃんと確認しておきたい日本語を集めました。4択のクイズを「うーん、これかな」「そんな間違い方するやつはおらんやろ」などと迷ったり突っ込んだりしながら解いていくと、言葉の本来の意味、正しいニュアンス・使い方を覚えられます。朝日放送「おはよう朝日です」の人気コーナー「無知との遭遇」(旧「日本語それで大丈夫!?」)の台本を手がける真田信治・北野義則のコンビによる1冊。同コーナーのように、笑って日本語が学べるショートコントの台本もしっかりと収録しています。

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  • 方言の日本地図 ことばの旅

    Posted by ブクログ

     日本語方言のさまざまな話題について、具体的な語例を示しながらコメントしたもの。体系的というよりは、雑学寄り。
     難点は、元になったデータの多くが2023年から見ると古すぎること。これは、方言調査には時間がかかるということから考えると、仕方がないことなのかもしれないが、しかし、『日本言語地図』(1966~1974年刊行)はあまりにも古すぎるし、『方言文法全国地図』(1989~)も微妙なところ。また、トピックによっては元になった調査年が示されておらず、現時点における有効性も測れない。
     それでも、個別の話題は非常に興味深く刺激的で、日本語の地域的・歴史的多様性に興味がある人にはお薦め。

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    2024年03月31日
  • 方言の地図帳

    Posted by ブクログ

    辞書のように単語ごとの記載のため、少しずつ読み進めたい本。こんなにおもしろいとは思わなかった方言の世界。「しあさって」と「やのあさって」とか、混乱するわそんなん。

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    2021年08月29日
  • 方言の日本地図 ことばの旅

    Posted by ブクログ

    >言葉が文化的中心地を軸に同心円状に分布する場合、外層から内側に向けて順次変化してきたと考える立場が「方言周圏論」なのです。
    方言周圏論をご存知でしょうか?知らなかったという方は今すぐ読みましょう。『探偵!ナイトスクープ』などでも取り上げられた方言分布に対する非常に有名な仮説です。

    方言を扱う雑学本のようなものは多数出版されていると思いますが、本書はアクセントや東西方言境界線、方言周圏論といった非常に濃い部分まで踏み込んでいます。多少読み辛さがあるのですが、この膨大な内容を新書に収めようとしたせいかなと思っています。大量の調査と日本地図による図解が用意されていて新書とは思えないくらいお

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    2020年08月30日
  • 方言の日本地図 ことばの旅

    Posted by ブクログ

    新書なので、厚い記述ではないが、学術的な本である。方言がなくなっている危機的な時代が今。そのことを痛感した。

    ・1902年、文部省に設置された国語調査委員会は、「方言を調査して標準語を選定する」という方針を持っていた。そこから出た「東西方言境界線」は虚構であった。
    ・方言周圏論の落とし穴。ナショナリズムの威力を思い知らせるものだから。
    ・一般に標準語規範の方向へ向けての変化の度合いは女性の方に高い。
    ・「よろしかったでしょうか」の起源は北海道かも。北海道では現在のことを過去形で表す方言がある。
    ・メディアによる東京語の浸食により、談話の展開まで東京語の影響が見える。

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    2016年12月05日
  • 方言の日本地図 ことばの旅

    Posted by ブクログ

    2010/06/24:方言のある言葉が、地域や年齢層にどの様に分布や伝播しているのか地図や表で浮き彫りにしています。
    冒頭で沖縄が方言語形の残存率がもっとも高いとありましたが、最後に急速に廃れていることに触れられていました。
    確かに私の友人(30代)も高齢者の話す方言が聞き取れない・話せない人が多いです。
    その一方で新たに独自の方言が出来ているようにも感じます。
    方言について改めて考えさせられました。

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    2010年06月24日

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