釣島平三郎の作品一覧
「釣島平三郎」の「アメリカ 最強のエリート教育」「アメリカ人は理解できない 「ご縁」という日本の最強ビジネス法則」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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子供の教育の参考に•••
自身の自己研鑽の一助にと購入したまま積ん読してましたが、一児のパパになった今改めて手に取りました。著者の米国での経験に基づく、画一的な日本教育に対する健全な問題提起は、今後子育てしていく上で、「子供の育て方は日本式だけじゃない」と複眼的に考える一助になりました。一方で米国式教育の中でエリートに入れない場合を考えると親としてはちょっと複雑な気持ちになります。
Posted by ブクログ
・アメリカでは様々な文化でエリートが活躍している。ちなみにエリートの代表は大統領である。
ここで指すエリートとは有名大卒を卒業して、大企業の経営者・弁護士・医者などを指す。
彼らがどうやってエリートになったのか?
まずは有名大学に入らないとならない。現在の主な大学選抜は大学進学適性テスト(SAT)である。
SATの内容はセンター試験によく似た形式で行われ、国語と英語の二科目で1600点満点である。
ちなみにカルテック・ハーバード・マサチューセッツなどの有名大は9割以上取らないと入れない。
合格できる子供は金と環境に恵まれた子供だけで、その意味では生まれた時点でエリートな子供はエリートな人生を送る権利を得る。
経済的に難のある子供では不可能だ。 もちろん中には中流家庭からの出身者もいるが、多くは厳格な寄宿舎社会に耐え切れず、破滅する。
では、大学以前、小〜高校時代の教育はどうなっているのか?
一言で言えば「伸びる子は伸ばす」
なので、子供の能力ごとにクラス分けされている。日本だったら間違いなくPTAから苦情が入るところだ。
だがアメリカでは許される。この時期に施される教育の大切さが分かっていて、ここで優秀な子供に適した教育を施せば、のちのアメリカのためになるからだ。
日本はまずここを見習った方がいい。
能力の異なる子供同士が話し合っても、仲良くなれるのはほんの一握りだけだ。
平たい砂山を作って、すべてが波にさらわれるくらいなら、少しでも高い砂山をつくって、頂上に近い砂たちが砂浜に残ったほうがまだ建設的である。
Posted by ブクログ
アメリカの教育制度全般について豊富な実例と共に解説されているのが良い。ただし部分部分によっては賛同しかねるところもある。特にSATのスコアに関する部分はもっと厳密に統計を検証すべきだ。しかしながら、能力・努力に応じたフレキシブルな教育を実践しているところは大いに参考にすべきだと思う。また、真のエリート養成機関であるボーディングスクールについて分かりやすくも詳しい記述がなされているところは良い。
全体を通して実務教育重視である面を強調かつ評価していたが、本当のエリート層はそれ以前にもっと教養的な部分を徹底的に学んでいるはずだ。つまり経済・法律・経営などを学ぶ以前に哲学・歴史などを身につけることがエリートたる要件であると思う。
昨今日本における格差の広がりが喧伝されているが、アメリカはエリート教育が充実している一方で格差は日本よりも大きいのではないかと思う。実際失業率も3パーセントくらい違うのだし。ただし、横並びに教育する一方で、エリートを養成することをためらうorぬきんでたエリートを妬むような日本の風潮は間違っているのは確かだ。努力・能力は適正に評価され尊敬されるべきだと思う。