作品一覧

  • SMアンダーグラウンド
    4.0
    ルーシー・ブラックマン失踪事件により、容疑者として捜査線上に浮かび上がったSM愛好者組織。彼らは若い女性を誘拐し、監禁場所で陵辱の限りを尽くした末、殺害する「スナッフ」フィルムの撮影を準備していた。組織脱退者の告白により暴かれる性的欲望者たちの異様な生態。彼らはごく普通の市民生活を送りながら獲物を待ち構えているのだ。

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  • 中途半端なブスはグレない~劣等感や嫉妬心に支配されない生き方~
    -
    1巻880円 (税込)
    誰もが持つ劣等感や嫉妬心を克服し、ポジティブでアクティブな人生を送る秘訣を世界の金言、格言、心理学を用いて紹介する。 事件記者・ノンフィクション作家として数々の凶悪犯罪者を取材してきた著者が、人生を破滅させる負の感情(劣等感や嫉妬心)を自覚し、コントロールすることの大切さを説く。<だれにでも、何かしらの劣等感があるはずです。 劣等感は、たいてい妬(ねた)み、嫉(そね)み、僻(ひが)み、やっかみ、焼きもちといった嫉妬心をともなっています。(中略)それをうまくコントロールすることで、生きる姿勢がネガティブからポジティブへと変わっていく自分の姿を確認できるはずです。>(「まえがき」より)。「和歌山毒物カレー事件」「西鉄バスジャック事件」など自身の取材経験はもちろん、話題のアドラー心理学から偉人の人生、格言・名言、宗教・哲学まで幅広い文献や実例を紹介して前向きに生きる方法を紹介する。
  • こころの終末期医療
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    ■あなたが「余命1年」と宣告されたら… 人は死を目前にして感じる魂の痛みがあります。 それは「身体的苦痛」「経済的苦痛」「社会的苦痛」とは別の、 自分自身の内面に向き合う"人生の意味"を求める心の叫びです。 ■魂の痛み=スピリチュアルペインを克服する 患者にとっての最も大きな痛みには、 魂の痛み=スピリチュアルペインというものがあります。 スピリチュアルペインとは、 「死ぬことが怖くて不安でしょうがない」 「孤独でつらい」 「なぜ自分だけこんなつらい苦しみを味わわなければならないのか」 「家族と二度と会えなくなると思うとつらい」 というような、心の内面にそった痛みなのです。 ■本書の著者は過去に3度、脳疾患の病気に襲われ、 スピリチュアルペインを感じ、 現在も半身不随の後遺症と闘いながら執筆に臨みました。 実際に終末期医療の現場から 聖路加国際病院のチャプレンのケア現場の話を聞き、 かつて氏が取材して出会った人たちから スピリチュアルペインを乗り越えていきます。 あなたも人生に一度は必ず抱く魂の痛み、 「いい人生だった」と言える生き方を考えさせられるはずです。 ■目次 ・魂の痛みに立ち向かう旅へ 第一章 死に直面して初めて気づく魂の痛み 第二章 なぜ人はスピリチュアルペインという痛みを抱くのか? 第三章 スピリチュアルケアに向けての旅 第四章 スピリチュアルケアの現場から心の救いを見つける 第五章 心の安寧と幸福を求めて ・旅の終わりに
  • ある日、わが子がモンスターになっていた―西鉄バスジャック犯の深層
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    ■渾身ノンフィクション!! 2000年5月の連休中に発生し日本中を震撼させた西鉄バスジャック事件。 人質の乗客3人が牛刀で刺された。 2人が重傷・1人が死亡する凄惨な事件の犯人は17歳の少年であった。 中学校でいじめに遭い、そして高校では不登校に。 「引きこもり、家庭内暴力、保護入院」……荒んだ生活の中で 無差別殺人を夢見る少年の思考回路はいったいどのように形成されたのか。

ユーザーレビュー

  • ある日、わが子がモンスターになっていた―西鉄バスジャック犯の深層

    Posted by ブクログ

    こ~ゆ~事件の見えないところまで取材してのルポってほんと、頭が下がる。
    自分も危い思春期をサバイバルしてきて、そろそろ我が子がそんな時期に差し掛かろうとしてて…って思うと、どうか被害者にも加害者にもなりませんようにって神頼みしか出来ない。
    何が正しくて、何が引き金となってしまうかなんて本当に解らないものなんだな…って。

    0
    2016年04月21日
  • ある日、わが子がモンスターになっていた―西鉄バスジャック犯の深層

    Posted by ブクログ

    何かが起きてからではないと介入できないという虚しさ。
    両親は頑張っていたと思う。何から追い込まれてしまったのか。

    0
    2022年08月24日
  • ある日、わが子がモンスターになっていた―西鉄バスジャック犯の深層

    Posted by ブクログ

    自分が同じような環境で育ったら、彼のようにバスジャックをするのかと考えると、そうは思えない。

    バスジャックに至らせたのは、親の育て方が悪いから、という考え方もあるかもしれないが、僕はそうは思えない。それは同じ環境で育った妹がいるからである。親の育て方のせいだというのなら、妹にも犯罪をしてしまうような兆候がみられてもいいはずだが、妹にはそれがない。

    では、一体どうしてこうなってしまったのか。

    答えなんて、おそらくないのかもしれない。

    0
    2016年07月19日
  • ある日、わが子がモンスターになっていた―西鉄バスジャック犯の深層

    Posted by ブクログ

    最初の数ページは読むのが苦しくて。
    「誰もが起こりうること」として読んでいたから。
    でもこれ、他人事のように書いて申し訳ないけど、誰もが起こりうることじゃない。

    親御さんが全て悪いわけでもなし・・・おばあちゃんだって、おばあちゃんの言い分があるだろうし。

    根本的な亀裂を、どうやって感じ取ればよかったんだろう。
    中学高校のころなんて、子供は親のいうことなんて聞かないし親ばなれしていけば、距離は離れていくばかりだし・・・。
    明らかに「普通」ではない彼を、どこで気づくべきだったんだろう。
    いろいろ考えました。

    筆者の最初と最後の「主張」には違和感を感じる私ですがそれはここでは書きません(書けま

    0
    2016年06月28日
  • ある日、わが子がモンスターになっていた―西鉄バスジャック犯の深層

    Posted by ブクログ

    子供が荒れるというと、親が子供に無関心だったり、忙しいと言い訳したり、逆に神経質に子供を押さえつけすぎたのでは?と批判される。でもこの両親は一生懸命、息子に向き合っていたと思う。骨身を削っていたと思う。どこが間違っていたのだろう。荒れた息子は力だって大人に負けない。事件を企てているとわかっているのに、警察も事件が起きなければ手を出せないというし、療養所にも入院させられないという。本当にどうしたらいいの?途方に暮れる両親の心情はよくわかる。

    プライドが高すぎて、自分を「選ばれた優秀な人物」だという意識が強すぎて扱いづらい息子。「跡取りなんだから」と頻繁に口にしているけど、「跡取り=何でも思い通

    0
    2014年12月09日

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