小野純一の作品一覧
「小野純一」の「僕たちは言葉について何も知らない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小野純一」の「僕たちは言葉について何も知らない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本題とは離れるがサルトルが提唱した、愛の概念についての新たなものの見方(p.91)が面白かった。相手から愛されたいと思われたいっていう気持ちは、愛(するが故に生まれる感情)だけど愛(しているなら相手の気持ちを自分でコントロールしたいと考えるべき)じゃない。といった内容。つまり、愛という言葉は矛盾を孕んだ概念であると。
一つの単語の概念を突き詰めて考えると、矛盾を孕むことさえあるんだなと言葉の奥深さを学べた。
全体的に難しかったが、最終章手前の、孤独と孤独感の違いを語っていた章が1番読みやすかったかな。宇多田ヒカルさんの活動休止のエピソードを例に挙げていたが、ひとりで自分を見つめ直す時間って
Posted by ブクログ
タイトルの「何も知らない」っていうより、「わかっていない」と言ったほうが近いでしょう。
この本は言葉を完璧に使うマニュアルではなく、「言葉の不完全さを知って、人と向き合い直すための本」です。著者は言葉を単なる情報の伝達道具(記号)としてではなく、人間関係を調整し、共に現実を作り上げるための「呪術(魔術)」として捉え直しています。ちょっと説明がややこしくてわかりにくい本でしたが、哲学書のような感覚で読むことをおすすめします。
私たちが自分の気持ちを伝えられずにモヤモヤする時、つい「自分の能力不足かな?」とか「語彙力が足りないせいだ」と自分を責めてしまいがちです。しかし本書では「言葉にできない」