川西進の作品一覧

「川西進」の「船出」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

配信予定・最新刊

作品一覧

  • 船出(上)
    続巻入荷

    小説・文芸

    3.0
    全2巻1,100円 (税込)
    夜のロンドンを出港する一隻の貨客船.世間知らずの若い娘レイチェルが,船主の父親と共に南米に向け旅に出た.乗り合わせたのは,さばけた性格の叔母と夫,そして一癖も二癖もある人たち.長い旅路で何が起こるのか.自分の生き方を考え始めた女性の内面を細やかに描く,ウルフ(1882―1941)のデビュー作.本邦初訳.

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ユーザーレビュー

  • 船出(下)
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    繰り返し読むことに飽きないというか、そうしないと入ってこない箇所があるというか。しみじみ考え感じ思い出しそうな気配を感じ。
    ダロウェイ夫人より知られていいのではと思う本だった。テレンスのセリフは、ウルフの生涯を思うと、これが彼女の亡くなる数十年前に書かれたのだと思うと、彼女の思考の日々に驚愕する。

    0
    2019年10月14日
  • 船出(下)
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヴァージニア・ウルフに興味を持ったが、まだ一作も読んでいないという人が間違いなく最初に読むべき作品ではない。
    群像劇で、かつ時間軸も長期間であり、場面も視点も多く移り変わるので、非常に読みにくく、このシーンに誰がいるのかというのが分かり辛い。非常に散漫な作品だ。
    灯台へも様々な人物の視点が切り替わるが、作中の経過時間が限定されており、登場人物も限定的であるため、最初こそ苦労するが途中でそれも慣れてくる。
    ただ、そういった視点の移り変わりや、人生や死というものに対する考えなどは後の作品に通じるものではあるので、他の傑作・名作と呼ばれるようなヴァージニア・ウルフ作品を読んだうえでならば興味深い作品

    0
    2026年05月29日
  • 船出(上)
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    登場人物が多く、それでいてどういう人物なのかについて説明が登場時にない。そのため、今誰がこの場にいてこの話してる人たちはどういう関係なのかを掴みづらい場面が多かった。視点の切り替わりの多い群像劇は読みづらいので小説を書く際には避けたほうがいいという話がよくあるが、それを実感させられた。しかし、登場人物が限定されている場面での掛け合いは非常に面白い。

    0
    2026年04月29日
  • 船出(上)
    小説・文芸

    Posted by ブクログ

    「つまり問題は、君と本当に話せるか、ということなんだ。君に理性が備わっているのか、それとも他の女性と同じなのか?」
    「(本を貸すのは構わないが)君はその価値がわかるというのかい?(エドワード・)ギボンが試金石だ。女性となると、言い当てるのが非常に難しい。つまり、わからないのは、訓練が欠けているのか、生まれつき無能力だからか、自分には見当がつかない。ただ君がいかに愚かな生活をしてきたかと想像できる。長い列を作ってぞろぞろ歩いてきただけ」即座に頰っぺたつねるぞ。どの口がゆうてるの!

    0
    2019年09月17日

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