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  • 不倫に関する、ちょっとした疑問

    不倫に関する、ちょっとした疑問

    小説・文芸

    3.5
    1巻2,420円 (税込)
    独占欲も、結婚願望もなかったのに、なんで――? 女同士の不倫に耽る友達、凡庸な不倫にはまった私。 現代台湾から届いた、愛の矛盾に食らいつく複雑恋愛小説! 「恋以外にするべきことがたくさんある。 でも、『私』を粉々にする引力がここにある」 高瀬隼子さん激震 フェミニストを自認し、作家を目指す「私」が うっかり迷い込んだのは、落ち目の映画監督とのありきたりな不倫。 夫がいる友達は女性上司と肉体関係をもち、 心を病む父とクセの強い母は相変わらず。 「そう、結婚なんかしてる僕は、万死に値する。」 婚姻にまつわる不条理、湧き上がる怒りと孤独…… すべてを振り切り、ある行動を起こしたとき、 思いがけず手にした〝新たな景色〟とは?

ユーザーレビュー

  • 不倫に関する、ちょっとした疑問

    Posted by ブクログ

    人間関係における不均衡、をたくさん感じた。性別、仕事のポジション、経済面、結婚してるかどうか、家庭環境、年齢。優位な方は余裕があって無頓着で、不利な方は卑屈になったりメンタルが不安定になったりする。

    不倫なんて特に、お互いの持っている物が同じくらいでないと、主人公みたいに崩れていくんだろうなぁと思った。

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    2026年09月27日
  • 不倫に関する、ちょっとした疑問

    Posted by ブクログ

    「ちょっと」どころか、大いなる疑問でした。一人で生きていく筈だった女性がひょんな事から不倫関係に陥る話。
    相手との関係は、不倫関係にありがちな経緯を辿るのですが、その間の自問自答が大変興味深かかったです。
    結婚という制度の社会的な本質を問うてみたり、不倫関係の多くが社会の権力構造と切っても切れない関係にあったり。女性の立場から切り込むことで、現代社会の矛盾を突いている社会派小説なのでは?という気もしました。
    他に出てくる不倫カップルが当たり前のように同性愛カップルだったり。まさに今生きている人への小説ですね。
    何かの文で読んだのですが、社会問題を小説で描くとき、女性を主人公にした方が、俄然面白くなるそうなんですが、それは、それだけ社会の矛盾を押し付けられている立場だからとか。女性を描くだけで、今の社会の歪な構造が浮き彫りになるんでしょうね。その言葉の意味を深く感じた小説でした。

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    2026年09月14日
  • 不倫に関する、ちょっとした疑問

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    社会のことも、家族のことも、自分のことも、何も知らないまま誰かを好きになって、自分が子どもだったのだと気づく女の人の話だった。
    人生で出会う人は、甘い記憶も苦い思いも、全て無いよりはいいよね。
    心の通わない家族も、名前もなければ将来もない関係も、無いよりはいいよね。
    無いよりはいい、と心から思えるのは、誰にも寄りかからずにいられる大人になったからだよ。
    チャーリーは「君は僕を憎んでる」と言ったけど、主人公の世界に本当の意味でチャーリーが現れたのは最後のシーンだけなんだよね。
    主人公は自分のことをうまく愛せずに、自分への苦しみをチャーリーに向けてただけ。
    今度はもしかしたら、「対等に」「向き合える」んじゃないか、と希望を持たせるような最後だったけど、
    現実には別の相手とそうすることが多いよね。
    面白かった。

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    2026年09月06日
  • 不倫に関する、ちょっとした疑問

    Posted by ブクログ

    不倫のはじまり、途中、おわりの過程が描かれていて、感情との距離が徐々に縮まっていく感じ。
    同性、異性と主人公の価値観、全てフラットに描かれていて絡まっていて、面白かった。

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    2026年08月15日
  • 不倫に関する、ちょっとした疑問

    Posted by ブクログ

    淡々とした飾らない文章なのがとてもリアリティがありました。不倫という関係の甘さも苦さも味わえて、不倫したことないのに「わかる」と思ってしまいました…。相手を好きになればなるほど、疑い、憎み、傷つけたくなって、つけた傷の分だけ離れられなくなっていく、そういう、幼稚だとは分かっていても抜け出せない沼のような恋愛を、思い出させてくれました。

    0
    2026年06月25日

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