作品一覧

  • 葵の紋を継ぎまして。

    葵の紋を継ぎまして。

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    「美喜ちゃん、あとはよろしくね」 叔父の第四代当主、徳川慶朝に託されたのは、歴史ある徳川慶喜家の「家じまい」を果たすという、重い重い役割でした。 約6000点の歴史資料と東京都の史跡指定も受けた約300坪の墓の預け先を探す、一風変わった家じまいの道のりが始まりました。 嫁入りして離れたはずの家の当主になり、日々あわあわと奮闘。 徳川家康の肖像画にそっくりとSNSで話題になったり、あれよあれよと時の人になった著者を、ちょっぴりさみしそうに見つめている旦那さんの姿だったり。 「女性当主」は前代未聞のゆえに、なかなか受け容れてもらえない苦しさもありました。 それでも、歴史に向き合う中で見えてきた、「徳川慶喜家」のすがたとは――。 =======  家を継ぐ、というのは、一体どういうことなのでしょう。ふと我に返ると不思議な気持ちになるときもありますが、「現代の大政奉還」なのだと考えるようにしています。徳川慶喜家の歴史はそのまま日本の歴史につながるものであり、その歴史を国にお返しするのが私のつとめと思っています。 (はじめに) =======

ユーザーレビュー

  • 葵の紋を継ぎまして。

    Posted by ブクログ

    とても面白く興味深かった。
    このうな本を出してくれた出版社や作者に感謝。
    徳川慶喜の子孫なんて雲の上のような存在ですが、当然人であり、生活があり、苦労や大変なこともある。
    そこも書くんだということも、赤裸々に書かれているし、お墓の維持コストや歴史の重み、躾や教育、生活エピソードの一つ一つ、お金事情など学べることが多かった。大富豪というより名家であり、名家に生まれるとこういう感じなのかと。
    慶喜と言う人物や日本の歴史について改めて思いを馳せてもっと知りたいと思った。

    0
    2026年10月07日
  • 葵の紋を継ぎまして。

    Posted by ブクログ

    個人の勝手な希望としては、徳川慶喜家は続いてほしいけど。
    でも、現代の日本で個人で背負うには重すぎる。

    こうやって、内部事情を明かしてくれると嬉しい。
    徳川慶喜家の家じまいは一般人にはわからないけれど、でも山岸さんの納得いくようにしてほしい。

    0
    2026年10月05日
  • 葵の紋を継ぎまして。

    Posted by ブクログ

    歴史の中の家系の家じまい墓じまいを孤軍奮闘されている方のお話は非常に貴重。
    先代当主の方が著者を次期当主に指名したことは外野から見ていると非常に納得できるが、他の家系の方々から見ると「なんであいつが??」になるのは良くある話と思う。
    文体も軽く、その上で非常に読ませる文章で大変面白く読みました。

    0
    2026年09月26日
  • 葵の紋を継ぎまして。

    Posted by ブクログ

    徳川家の子孫?そんな人がこんなとこにおるかいな。しかも女性?名字も違う?うそうそ、思い込みの激しい歴史ファンが勝手に言ってるだけ。

    想像するだけでも、スタートラインから厳しすぎる。そのうえ、歴史上の人物のお墓をしまう、とは。日本中から横槍入りまくりなのでは?しかも親族も協力的ではない人が多数ときた。
    著者の心労は図り得ない。
    それでも、慶喜公の教えを受け継ぎ、当主として今やるべきことを全うしようとされている姿に以前から興味があり、この本を手に取った。
    個人的な意見だが、現当主が女性であり、その方が墓じまいの役目を担っていること、今の時代らしくて、これも何かの運命か、と思う。

    歴史に明るくなくても、さらさら読める文章。
    なんならちょっと興味が湧いちゃうかも。
    上野東照宮、ぜひとも参拝したい。

    0
    2026年09月08日
  • 葵の紋を継ぎまして。

    Posted by ブクログ

    なかの人のリアルな話がきけるとても貴重なほんだとおもう。読んでよかったです。僕にとっては、何よりも、東照公御遺訓に出会えたこと。
    堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思へ
    今の僕にはホントに沁みる言葉でした。

    0
    2026年08月24日

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