作品一覧

  • 魔都シカモア(新潮文庫)
    3.5
    1巻1,210円 (税込)
    魔都シカモア。吸血鬼や人狼が跋扈する魔界〈ブラックランド〉への出入り口(ポータル)が出現する町。巷では連続惨殺事件が発生し、血塗れの現場から遺体が消えた。「夫の遺体を探してほしい」依頼を受けた探偵フィリックスは、勝気な女性司書を相棒に、まさかのブラックランドへ足を踏み入れる羽目に……。様々な要素を丸呑みにし、フーダニットとしても完成された最先端特殊設定ミステリーの誕生!(解説・阿津川辰海)

ユーザーレビュー

  • 魔都シカモア(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    どういうジャンルとして位置付けたらいいか難しい作品だった。
    ミステリーとして評価するならかなり物足りない。なぜなら世界設定がふわふわしていて、読者側に謎解きをするだけの材料が揃っていないから。しかし最後まで読むとなるほどミステリーではあるとも思える。
    SFとしても中途半端で、《ブラックランド》という異世界の存在がそこまで干渉してくるわけでもない。ただ確実に物語の背景として存在している。個人的にはもっとモンスターや異世界で大活劇を繰り広げてくれた方が面白かったけれど、作者はあくまでハードボイルド調の探偵ものにしたかったんだろうと思う。

    巻末の解説で阿津川辰海さんが「怪奇幻想ミステリ」と書いてお

    0
    2026年04月20日
  • 魔都シカモア(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    人探しから始まるミステリーで次第に
    バイオハザードの世界に突入する話。
    ミステリーなのかダークファンタジーなのか。
    グロが苦手なので凄惨過ぎない表現で、
    時折皮肉も混じるあたりも良かった。
    ただ何故フィリックスが選ばれたのだろう?
    (単に読み落としたのかも)

    作品内にも表現されていたニーチェの深淵に
    ついての例えがを得てして妙。
    文字数が多めですが読みやすい類に入ると思う。

    0
    2026年04月09日

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