作品一覧

  • あなたが走ったことないような坂道

    小説・文芸

    3.4
    1巻1,760円 (税込)
    「あたしって、何、」真っ赤になった両脚をティッシュで拭きながら、涙が、言葉があふれ出して止められない――。国籍とは何か? 母語とは何か? 性的指向とは何か? 香港で生まれ、移民の養父母のもと日本で育った女子高生、星瑤はアイデンティティの揺らぎを全力で駆け抜ける。絶望よりも速く。新世代の才能登場!

ユーザーレビュー

  • あなたが走ったことないような坂道

    Posted by ブクログ

    純文学なのかな?香港に住んでいたので、懐かしい地名と香港の空気感を感じる本でした。香港人のアイデンティティについて、リアルな作品で一気に読めました。

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    2026年07月02日
  • あなたが走ったことないような坂道

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    阿姨というからおばあさん(父の母)だと思っていた。育ての母親のことを指していたことに最後まで気づきませんでした。

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    2026年09月01日
  • あなたが走ったことないような坂道

    Posted by ブクログ

    アイデンティティが揺らぐことは誰しも少なからず経験したことがあるのではないか。私も大学進学時に東京に出て教育格差や文化資本の差を思い知らされたし、就職で九州に来てからは地方の学閥の強さに辟易し社会的紐帯の途切れた個人となっている。そんなとき、特にひとりでいざるを得ないとき自分とは一体何なんだ?と考えてしまう。

    この本は日本で育った香港人の女の子が香港の反政府デモなどをきっかけに自分とは何かを問い続ける物語だ。作者は執筆時点で18歳でその若々しさは文体にも顕れている。投げやりで刺々した自分語りは裏返せば瑞々しさでもある。

    アイデンティティは育った環境や文化で培われるものでどの国境の内側にいる

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    2026年05月17日
  • あなたが走ったことないような坂道

    Posted by ブクログ

    飾っておきたくなるようなカッコいい表紙。香港が絡んでいる本や映画は、ひとまず目を通したくなる。文体が独特で、ラップ調に詩を読んでいるような無二の感じ。挑戦的で面白かった。返還後の香港に生きる人々の話かと勝手に想像していたがまったく違い、香港生まれ日本育ちの女の子が自己の寄る辺ないアイデンティティと向き合い悩む話。というだけでもなく、もっともっと彼女には複雑な生い立ちがある。読んでいて言語の重要性も痛感した。言語が自信にもなり、安心にもなる。「それは、それは、いいよね、阿姨は、何も考えずに、日本人を名乗れるから、香港のパスポートを失っても広東語も普通話も話せるから、香港人や中国人って名乗れる、け

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    2026年08月16日
  • あなたが走ったことないような坂道

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    迫力のある文体に圧倒された
    香港で生まれ、移民の養父母の元、日本で育った女子高生
    自分のルーツが定まらず、母国、母語、家族とは何か分からなくなる少女
    唯一の拠り所は1人の女友達だけ
    少女の葛藤が痛いくらい伝わってきた

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    2026年08月15日

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