三宅瑠人の作品一覧
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小説・文芸
Posted by ブクログ
三浦さんがHiGH&LOWシリーズの大ファンだったのが意外でした。私も観ていたので、わりと話に付いていけたのが嬉しかった。伏線の例で出ていた轟の投石シーン、分かるわぁ……私も「そういえば轟ってそうだった!!よくやった!!」と映画館で見ていて沸きました。と同時に、伏線ってこういうことでもいいんだなと思った。
全体を通して、説明とセットで例を挙げてくれている箇所が多く、分かりやすく楽しめた。しかも、読者の理解を促すためにわざわざ例を書いてくれている。そして例が浮かばないところは正直に「良い例が浮かびませんが、とにかく〇〇ということです!」というふうに書いている。実に潔い。
Posted by ブクログ
三浦しをん先生のエッセイは本当に面白いなと爆笑しながら読んだ。
移動中の電車の中で読んだものだから、笑いをこらえるのにどれほど苦労したことか。
一応小説の書き方についての内容だったはずが、今思い出せるのがハイローの話ばかりなのだが、はて。
一人称・三人称の小説の特徴と違いや書き方、プロットのこと、短編・長編のことから、ここをこうすればもっといい感じになるというアドバイスまで、内容はしっかり実践的ではあるのだが、いかんせん語り口調がコミカルなものだから、真面目さがちっとも感じられないという不思議。
いや、本当にいい内容なんですよ。
二十五章分もあるのに、指南書よりよほどさくさく読める。
堅苦しくなく読める。
フレンドリーな感じだから、頭にも馴染みやすいはず。
そのはずなのに、思い返してみるとハイローと何だったら三代目の話しか思い出せない不思議。
いいんです、気になったところを後でまた読み返せばいいのだから。
文庫版になって、持ち運びも便利になりました。やったぜ。
小説を書いている人には実践的、書かない人にも爆笑しながら読めるエッセイとして秀逸です。
ぜひお手元に置いてほしい一冊であります。
Posted by ブクログ
この本、とってもおもしろかった〜♪三浦しをんさんの文章ってこんなに読みやすいんだなぁ、というのが率直な感想。
ところで、特に今、小説を書いているわけではない。小説といえば、中学生の頃に、ルーズリーフ250枚の長編やら、30枚の短編やらをちょこちょこ書いていた私。いわゆる黒歴史というやつである。
惜しむらくは、これを18で家を出るときに、親に見つかったら恥ずかしすぎるという理由で、全て処分したこと。内容はともあれ、バインダーにぎちぎちになるほどに膨大な文章を生み出したのだ、保存しておいてもよかったというものだ。
そんな私が、なんとなく惹かれてこの本を読み始めたのだが…途中で気がつく。私、三浦しをんさんの本、「ののはな通信」しか読んでない。「まほろ駅前多田便利軒」はドラマ再放送で見たけど、しをんさんだとは知らず。あの「舟を編む」だって、映画予告編見た、レベル。それなのに、こんなに惹かれる自分。作中に登場する作品「あの家に暮らす四人の女」「愛なき世界」はぜひ読んでみたいと思った。
そして、小説を書くかどうかはともかくとして、これからも、さまざまな文章に触れたいし、何かしら書いていたい。そう思った。(本の感想とか日記とかね)
Posted by ブクログ
新刊を買ったのは、どれくらい振りだろう?数年、いや二十年以上前になるだろうか?この本が文庫版で出版されると知って(単行本が出ている事は知らなかった)、気にはしていたが発売日に本屋に行く事が出来ず、翌日に行ったが見当たらず(店員に聞けよ)、次の日曜日に近くの大きな本屋に行くも見当たらず(店員に聞けよ)、諦めきれずに数日が経った。
別件で家族で買い物に出掛けた際に、地下駐車場に車を停めることになった。用事を済ませ駐車場を出る事にしたのだが、
「地下街で◯千円以上お買い上げの方は、◯時間分無料にさせて頂きます」と書いた貼り紙を目にしたのだ。
ならば買わなければならぬだろうと、嫁と二手に分かれ買い物をする事になった。私は目当ての本屋を横目に、トイレへ駆け込み用を足し、人だかりを避けながら本屋へと戻り棚から棚へ目を配らせ、やっとの思いでこの本を手にしたのである。無事に買い物を終え二人で三百円分の割引き券を手に入れた。
私は趣味で小説と言えるかどうか分からないけれど、小説っぽいものを書いている。三浦しをんさんも言われているように小説を書くのに「マナーはいらない」と。しかし、この本を読んでみるとやる気や情熱だけでは書けない事を思い知らされた。
三浦しをんさんの面白可笑しくも為になる数々のアドバイスを心に刻み、私の作品が日の目を見る事が出来るよう精進して行きたいと思う今日この頃である。