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作品一覧

  • 陰謀論バカ 排外主義者に洗脳される一億総「情弱」時代
    NEW

    陰謀論バカ 排外主義者に洗脳される一億総「情弱」時代

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,200円 (税込)
    日本でも排外主義が高まりを見せ、いま社会に大きな分断を生んでいます。陰謀論をベースにした排外主義はSNS上だけでなく、選挙活動やデモ活動といった現実社会での運動にまで広がりを見せ、一種のブームにまでなりつつあります。一体なぜこうなったのか? 本書では、この分野に精通する複数の識者が、日本を覆うレイシズムとその根底にあるものを分析・解説していきます。
  • スピリチュアリズムとナショナリズム 陰謀論時代を読み解く6つの視点

    スピリチュアリズムとナショナリズム 陰謀論時代を読み解く6つの視点

    小説・文芸

    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    「癒し」はなぜ「右」に傾いたのか? 子宮系、引き寄せ、波動、覚醒、反ワクチン――。 一見、政治とは無縁に思えるスピリチュアルな言説が、陰謀論や排外主義、「愛国」を掲げる右派的な思想と結びついている。 個人の不安や生きづらさを癒すはずの言葉は、なぜ「真実に目覚めた者」と「騙されている者」を分け、やがて反知性主義や他者への敵意へと向かうのか。 そして、スピリチュアルはどのように政治運動へ取り込まれ、現代日本の右傾化を支える水脈となってきたのか。 本書は、日本会議の源流、新宗教の保守運動、子宮系スピリチュアル、オカルト雑誌、反ワクチン運動、Qアノン、排外主義運動などを手がかりに、「スピ」と「ウヨ」が接続する歴史と構造を読み解く。 宗教社会学、カルト研究、陰謀論研究、現場取材、カウンター活動――。 異なる立場からこの問題を追ってきた6人の論者が、アカデミズムと現場の双方から、スピリチュアルと右派思想の危うい結節点に迫る。 陰謀論は、どこから生まれ、なぜ人を惹きつけ、いかにして排外主義の「大衆運動」へと姿を変えるのか。 好評を博した『陰謀論と排外主義』から、さらにその思想的・歴史的背景へ踏み込む理論的発展編。 【主な内容】 ■日本会議の源流とスピリチュアリズム 菅野 完 ■自己啓発ビジネスとナショナリズム 黒猫ドラネコ ■ウヨ雑誌とオカルト 中森聖奈 ■スピリチュアルとナショナルのつながり 塚田穂高 ■Qアノンとスピリチュアルの合流、そして日本への流入 山崎リュウキチ ■排外主義の「大衆運動」化 藤倉善郎
  • 陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点

    陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点

    ビジネス・実用

    4.4
    1巻1,100円 (税込)
    日本社会において陰謀論と排外主義を内包する政治運動が急速に拡大している。 2020年の米大統領選前後に始まった反ワクチン系運動は、レイシズムや極端なナショナリズムを伴いながら国内で定着し、2024年には1万人規模のデモが複数回開催されるなど、その勢力は可視化された。それ以降も、それまでデモに縁がなかったような層が、「財務省反対デモ」など陰謀論ベースのデモを行っている。 その陰謀論界隈に、外国人差別を訴える排外主義が合流し始めて、急速にその勢力を強めている。 なぜこんなことになったのか? この現象はどうした結果を招くのか? 本書は、そうした陰謀論デモや排外主義の現場で取材を続けていた執筆陣を招聘。それぞれの視点から、この現象を「陰謀論ブーム」、「排外主義ブーム」として捉え、特定の政党に留まらない、より広範な現象として多角的に分析。地方議会を舞台にした極右系団体の本格参入、泡沫候補の演説に見る“共闘”や排外主張の流行、さらには「財務省解体」など反グローバリズムを掲げる新勢力の台頭に至るまで、現場取材を通じて浮かび上がった実態を明らかにする。

ユーザーレビュー

  • 陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点

    Posted by ブクログ

    第1章 陰謀論と排外主義の現在地(黒猫ドラネコ)
    第2章 「熱狂」を生み出す仕掛け(山崎リュウキチ)
    第3章 近代に取り残された人々(古谷経衡)
    第4章 カルトと陰謀論・排外主義の結節点(藤倉善郎)
    第5章 選挙の現場を侵食する陰謀論と排外主義(選挙ウォッチャーちだい)
    第6章 電車男の代替現実~「名無しのQ」とは誰だったのか(清義明)
    第7章 癒やしの日の丸(菅野完)

    古谷経衡,菅野完はメジャーだが、あとの5人はそんな知られてない、
    はずだが、わたしはなぜか黒猫ドラネコさんと選挙ウォッチャーちだいさんは
    知っている。どちらもpodcast経由。
    ちだいさんは「西谷文和 路上のラジオ」に頻繁に登場。N国を徹底的に暴く。
    ドラネコさんはTBSラジオ「荻上チキセッション」「プチ鹿島 赤坂タイムス」に登場。
    ラジオやpodcastはニッチな世界を広げてくれる。

    そうした7人が語るのは、主に日本の陰謀論&排外主義。
    N国、日本保守党、参政党、ついでに自民党。
    海外はQアノン。

    反ワクチン反ソーラーパネルはまだかわいい。
    これが中国クルドアイヌと排外主義になってしまうとたちが悪い。
    少し前まではそんなことを騒いでも、それこそマイナーで終わったのが、
    いまや選挙でトップ当選するようになってしまった。

    オウム真理教や幸福実現党だって、騒いではいたが選挙には勝てなかった。
    それが今や、参政党は二けた議員を有する政党にのし上がってしまった。

    7人の論を読んで思ったのは、
    失礼を承知で言えば、
    彼ら彼女らはこの日本にずっと昔からいたひとたちだ、ということ。
    ここ10年にわかに増えたわけではない。
    こういうものの考え方をする人は古来からいたのだ。
    こういう考え方、とは、狭い社会だけで生きている人、ということ。
    言葉を選ばずに言えば、「田舎者」なのだ。そう「」つきの。

    地方に住む人、という意味ではない。
    狭い自分の世界しか知らない人、知ろうとしない人、という意味で言っている。
    地方にいたってそうでない人は大勢いる。

    逆に都会に住んでいても「田舎者」はいる。社会的な田舎者だ。
    つまり会社などの世界社会しか知らない人。会社の常識がすべての人。
    そういう人は自分の知らないもの、未知のものは受け入れない。基本。
    ただ、何かの拍子に自分の知識に会う新しい知識が来ると、
    一気に染まってしまう。

    誰の論だったか、「言葉がわからない外国人は怖い」
    これはある意味当然のことだ。私も分かる。
    何せ、何を言ってるかわからないのだから。
    そして見てくれも違う。怖い。本能的にそう思う。
    それはやむを得ない。
    しかし、だからといって、それを排除する、ということは許されない。
    ありもしない「移民ですぐ生活保護を受ける」「無法」というデマで
    彼ら彼女らの人権をないがしろにすることは認められない。
    そこに思いが至らないのだ。

    ただ、、、昔はそういう人も害がなかった。
    狭い社会だけで生きてきたからだ。
    江戸時代は国自体閉ざしていたし、藩の往来もあまりなかった。
    そもそも「日本」なんて概念がなかった。

    それが明治維新で否が応でも「日本」を意識させられ、
    さらにこの10年のネットワーク社会の浸透。
    誰もが数十年前の大型コンピュータ並みのパワーを持つ「スマホ」を手にしてしまった。
    情報は取り放題。(まだAI使い放題、とはいえないようだが)
    その土壌が、「田舎者」を世に出すことになってしまった。
    狭い社会で閉じているはずの田舎者が「日本」という概念を覚え、
    かつ、同じ考えを持つものがそれなりにいることをSNSを通じて知ってしまった。
    だから集まる。パワーになる。相乗効果で選挙でも声が通る。
    某与党の党首までそれに乗って大勝ちする。
    世も末だ。

    そう、さきほど()付きで書いたが、
    スマホがよりパワーを発揮し、AIがフル稼働すれば、これも治まる可能性はある。
    主に寄り添うAIが、主の偏りを諭すどころか応援してしまったら最悪なのだが。
    AIは情報すべてを見て判断するだろうから、陰謀論が多数派になったらそういうことになる。
    ディストピアだ。

    この新書を読んで、こんなことを考えた。

    0
    2026年08月19日
  • 陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点

    Posted by ブクログ

    SNSや集会での盛り上がりだけでなく国政にも忍び込む陰謀論と排外主義。コロナ禍の反動なのだろうか。集団は時に暴走し何の関わりもない人まで巻き込む。どうすれば良いのか。答えはこの本には無い。このブームがもっとマシな方に進む事を祈るしかないのだろうか。難題である。

    0
    2026年02月16日
  • 陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点

    Posted by ブクログ

    いかに今の日本の政治や社会に陰謀論が食いこんで来ているのかが分かる良本でした。
    現状に警鐘を鳴らす役割を担ってくれるような一冊であり、衆院選に向けて読まれてほしい内容です。

    山崎リュウキチさんの陰謀論・排外主義コミュニティやその運動を推し活・チャーチマーケティングの視点で読み解く章は、朝井リョウさんの話題作「イン・ザ・メガチャーチ」と通ずる話で読んでいて興味深く、とても面白かったです。(昨今の排外主義の蔓延や政治の極右化が深刻すぎて「面白かった〜」だけで済ませられない話ではあるんですけど…。)
    また恥ずかしながらQアノンや反ワクチン、三浦春馬運動あたりのことをあまり知らなかったので、ここ数年で陰謀論が社会に大きく影響与えるようになりすぎている事実をその流れを辿りながら確認出来たのも良かったです。
    陰謀論を吹聴して差別煽る団体と、それに感化された一般人による差別的言動が実社会に影響を及ぼすという今の状況って、本当にアメリカの後追いなんだなと納得がいきました。こんなことでしみじみしたくはなかったですが…。
    それだけ陰謀論が大衆を惹き付けるのに有効であり、科学が発展したところで人の科学的思考が育まれるわけではないという大衆の弱点が突かれている現状を思い知らされました。自戒の意味も込めて、そのことを自覚していたいと思いますし、流れてくる情報に対して極力慎重でありたいです。

    0
    2026年01月25日
  • 陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点

    Posted by ブクログ

    暗澹たる気持ちになるが、「日本社会の現在地点」を知る上で、良書である。

    「新しい戦前」とも言われる現在。
    わたしが恐怖を感じているのは、無謀なアジア・太平洋戦争時において、国民の99.9%が、戦争に賛同、もしくは追随していたという事実だ。

    戦争反対の声を上げた人々の記録は、限りなくゼロに近い。
    彼ら、彼女らは、近隣から虐められ、職場から追放され、家族から見放されたであろう。
    そして、警察にしょっ引かれ、女性にいたっては署内でレイプされたりしている。

    冷静な判断で、正しい行動を行った、彼ら、彼女らこそ、現代のわたしたちが、感謝し尊敬すべき対象である。
    そして、その「心の強さ」を学ばなければならない。

    日本社会が、右傾化・全体主義化している現在。
    高市発言以降、好戦的な反中言説が、マスメディアやSNS、井戸端会議に至るまで、驚くほど蔓延している。
    その一般市民の姿勢が、どのような惨状を招くことになるのかを、歴史を振り返り、想像しているのか、甚だ疑問である。

    いざ事が起きた時に、わたしは、本当に最後まで、自分の信念を守りきれるだろうか?
    周囲に流されず、冷静に正しい反戦運動をする胆力があるだろうか?

    正直に言って、自信がない。
    自己保身と損得勘定により、社会の流れに身をまかせてしまうのではないか…、その事が不安であり、恐ろしいのだ。


    第2章 認知科学的分析
    山崎リュウキチ

    ⚫︎p.62 陰謀論は現実世界の出来事に対する「二次創作」であり、アブダクションの一つとみなすことができる。

    アブダクション・プロジェクションといった、人間の言語獲得や創造性に関する話題で知った認知科学の用語が、「陰謀論」の話題で取り上げられるとは驚いた。
    しかし考えてみれば、当たり前のことで、人間の思考形式が、人間社会のあり様を規定しているのだ。


    第3章 近代化・科学的思考
    古谷経衡

    ⚫︎p.82 排外主義は言ってみれば、究極の非科学的思考である。
    ⚫︎p.89 科学技術の発達と人々の科学的思考は比例しないのである。
    ⚫︎p.90 これに対する処方箋は、「それは信仰と名神だ」、と指摘し続けること以外にないに等しい。

    陰謀論と排外主義への対策は、本書においても、明確には提示されない。
    「対話」による解決も、不可能だとされる。
    つまり、残念ながら、人間が人間である限り、「無い」のであろう……
    しかし、本当に希望はないのだろうか?


    第4章 カルトと陰謀論・排外主義の結節点
    藤倉善郎

    ⚫︎2020年以降、陰謀論・排外主義の路上デモの中心にあったのは、サンクチュアリ教会・統一教会・幸福の科学という、カルト宗教だった。

    ⚫︎犬猿の仲であるはずだが、反中国という、胸中の差別感情を満足させるためになら、自然と同じデモを構成する。

    ⚫︎"インフルエンサー"的な、承認欲求を満たすたに、離合集散し続ける極右候補者たち。

    ⚫︎「三浦春馬の自殺」にさえ、「ニセ日本人の破壊工作」を結びつけて考える…まさに陰謀論者の思考形式。

    カルト宗教と陰謀論者の親和性。
    「宇宙人陰謀論」から「ワクチンへの忌避感」まで、グラデーションで繋がっており、離合集散を繰り返す。
    その特徴を一言でいうと、残念だが、やはり「馬鹿」という他ない。
    自分の違和感や、嫌いなものを、すべて関連づけて、ひとつの原因で語る。
    「世界の複雑さ」に耐えられなくて、安易な「答え」に飛びつく。
    その「答え」は、実は、心の底に澱んだ差別感情の発露である。


    第5章 選挙の現場
    選挙ウォッチャーちだい

    ⚫︎p.154 「普通の主婦の立場で、外国人が怖い」…理屈がなくても「女性や母親が恐怖を感じることに罪はないはずだ」というロジックを組み、平然と差別を繰り広げる。

    これが、一般の日本社会に蔓延している排外主義の、もっとも根底にある率直な心情ではなかろうか?
    この主張に対応するのは難しい。
    特に、家族や恋人、友人などが、コレを口にした時、どう答えるべきなのかは、極めて難しい。
    この"他者"への忌避感・想像力の欠如が、歴史的にどのような事態を招いてきたのか、頭で考えてほしいところである。


    第6章 電車男とQアノン
    清義明

    ⚫︎p.176 見ず知らずの者たちが、ある目的のために集まり、喜怒哀楽をいったん共にしながら、匿名掲示板の刹那を共有していくこと。それが「リアル」とされたのである。それはウソ(幻想)であったとしてもかまわない。

    この記述に、もっとも本質的なものを感じる。
    Qの"予言詩"を読み解くネット上の集まりは、高揚感に満たされていたのであろう。
    それは、日本の陰謀論者の集会やデモにおいても、同様であろう。


    第7章 なぜ日の丸を振るのか?
    菅野完

    非常に新鮮な論点であり、刺激的な論考であった。

    坂口安吾が示したように、敗戦時の日本は、きっと、堕ちるところまで堕ちてしまえば、良かったのかもしれない。
    地の底で、ニヒリズムを経由してからの、実存主義に至り、人権を最重要視する社会変革へ向かってアンガージェマンできたかもしれない。

    構造的な問題に目を向けず、「心の持ちよう」という精神論で解決しようとするのは、日本社会において、戦前から現在まで続く悪癖ではないだろうか。
    部活での体罰や、女性の家事労働負担、ブラック企業や、感動ポルノ……例を挙げればキリがない。

    そのルーツを、「生長の家」だけで理解するのは、極端であるので、論旨を鵜呑みにはできないが、一般庶民に通底する倫理観に、戦後ずっと政権をとってきた自民党的な価値観が影響していることは、想像に難くない。

    間違いなく新鮮な視点であった。
    また、文章表現の巧みさにも、驚かされた。

    0
    2025年12月20日
  • 陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点

    Posted by ブクログ

    界隈については全くといっていいほど何も知らない状態だったけど、ここ数年、たまに流れてくるXポストなど眺めながら「いったい何が起こってるんやろ?」とどんよりしていたこと、がこれ読んで整理できたかも。(や、この本情報量多いから全部はわかってないが。とりあえず1回通読したらだいぶスッキリした。
    推し活を引き合いに出して論じてる2章は納得感あった。あと、第7章は現代日本人のメンタリティを見事に分析、書き表してると思ったな。なるほどそういうことかーと。

    0
    2025年12月08日

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