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「北澤毅」の「「教育問題」はつくられる :構築主義的な読み方・解き方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「北澤毅」の「「教育問題」はつくられる :構築主義的な読み方・解き方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本書を通していちばん強く残ったのは、「教育問題」は子どもそのものの中に最初からあるというより、大人たちの子ども観や社会の見方、そしてそれに基づく対応の積み重ねによって作られていく、という見方だった。いじめ、非行、発達障害のようなテーマも、実態をそのまま見れば終わりではなく、どのように名づけられ、どのように報道され、どのように対策されるかで、問題の姿が変わってしまうのが印象的だった。
特に「早期発見・早期対応」が、子どものためという善意と引き換えに、ラベリングや進路の固定化につながりうるという指摘は重かった。読みながら、問題を減らしたいという行為が、かえって問題を強めることがあるという循環構造
Posted by ブクログ
子どもたちの問題行動は、見ている側(大人)の捉え方で対応が異なる。つまり問題は我々大人がつくっているのであって、「それ」を問題として捉えなければ問題にならない。という考え方を私も一部持っている。そのことが功を奏する場合もあるが、教育現場では多様な教員がいるため、些細な事でもあえて「問題」としてしまう傾向がある。それが「早期発見・早期解決」という考え方に直結している。本書が述べているように「早期発見・早期解決」も場合によっては慎重な見極めが必要である。ただし早期発見は支援する側にとっての有益な情報にもなるため、発見は早くて悪いことはないと思う。