東えりかの作品一覧
「東えりか」の「見えない死神 原発不明がん、百六十日の記録」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「東えりか」の「見えない死神 原発不明がん、百六十日の記録」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
この本のタイトルを見たときは、スリラー小説かと思った。
サブタイトルの原発不明がん、こちらで理解した。
数か月前だったら、原子力発電所関係の話と思っていただろう。
それほどまだ認知度の低い、難病、原発不明がん。
どこかでがんの症状が発見されたとしても、その部位から発生したものでなく、
最初にどこでできたかがわからないがん。
その場合は治療のしようがないのだ。
最近このがんで亡くなる方がちらほら出てきた、ということは、
認知がすすんできたということなんだろう。直近では山田五郎さん、
その前は森永卓郎さん。いかりや長介さんもそうとは知らなかった。
書評家である妻が、夫の発症から死までを克明に記録
Posted by ブクログ
ノンフィクションの話を読むのは初めての体験でした。壮絶、そして作者の感情がダイレクトに流れ込んできて苦しくなる。
前半の部分は作者を追体験していて感情移入して話に入り込んでいける。コロナ禍当時の混乱をありありと感じられて苦しい。
がんの闘病という人生で経験したことのないことにぶち当たった患者と家族の後悔がすごくよくわかった。
そして、この本の要は終わりにある夫の闘病をそれぞれの関わりのあった医療従事者たちにインタビューし自分なりの感情の落としどころを探していく姿は非常に精神的にタフだと感じた。
この一冊を読んだことが自分の人生の役にたつ。そんな時がくるかもしれない。そう思える一冊だった
Posted by ブクログ
最後の解説p324〜駒込病院希少がんセンター長、下山先生の文章が素晴らしかった。客観的なので状況がよくわかる。
原発不明がん、これほど最先端の医療が発達しているのに腫瘍専門医でも知らない希少がんがある事にショックを受けた。医学的なこと以外で驚く事も。
がん治療のため腫瘍内科に入院しても抗がん剤を使えない状態になったら緩和ケアに入院できるようベッドを確保しておくことが転院の条件、が本を読んでいる自分にもなかなか理解できなかった。
焦っている本人たちには到底理解も納得もできないと思う。ただ反対側から見ると加療の必要がないなら早くベッドを空けてほしいと思うだろうし…
この本を読んで原発不明がんの理解