作品一覧

  • ダーウィンのミミズの研究
    4.3
    1巻1,430円 (税込)
    土の中に住むちっぽけな生き物、ミミズ。だれもが知っているのに、だれからも注目されることはありません。ところが、そのミミズの研究になんと40年、ほとんど生涯を賭けた人がいました。それは、進化論を説いてあまりにも有名なダーウィンです。 家の裏庭につづく牧草地の一角に白亜をばらまき、観察と実験を重ねること29年。そこを掘ってみると、ダーウィンの仮説どおり、ミミズは地面の表面を耕していたのでした。

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ユーザーレビュー

  • ダーウィンのミミズの研究

    Posted by ブクログ

    『種の起源』で有名すぎるダーウィンは、ミミズの研究もしていたのですね。しかも40年も。ミミズは土を耕してくれるんですよね。しかし体の中がそうなっていたとは…光も感じるし…牧草地で地道に実験、観察をしていたダーウィンすごすぎる。そしてこの絵本の作者さんがこれまた、ダーウィンが研究していたその牧草地へ行って掘ってみるという猛者…すごい…学びって、こういうものなのかもしれないですね…そんなすごい話が、かわいい絵とともに気軽に読める絵本。つくづくすごい。

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    2025年06月02日
  • ダーウィンのミミズの研究

    Posted by ブクログ

    まず、研究に傾けるダーウィンの情熱が分かる。
    研究内容が興味深く、さらに詳しい書籍に当たりたくなる。
    著者自身がダーウィンの研究の舞台を訪れることで、ダーウィンの研究は終わっていないことが分かる。
    新しい疑問が湧いてくることに気付く。
    答えのない問題に常に取り組むことこそが研究なのだと教えてくれる。

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    2019年06月30日
  • ダーウィンのミミズの研究

    Posted by ブクログ

    「種の起源」「進化論」で有名なダーウィン。晩年、彼が最後に書いた本はなんと「ミミズ」というちっぽけな生き物についての本だった。ミミズは土を食べ、土のフンをする。ダーウィンはその行動が柔らかい地面を、牧草地を作っていくのではないかと考えた。様々な仮説を立て、様々な手法で、28歳から40年以上かけてミミズを観察し続け、仮説証明のため生涯をささげたダーウィン。その熱意に感動した著者がその研究について興味深く教えてくれます。そして著者はついにダーウィンの故郷・ロンドンを訪れ、ダーウィンのミミズとその地層を調べることに!…身近なテーマと親しみやすいイラスト。ダーウィンという偉人を扱いながらも、とてもわか

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    2012年05月24日
  • ダーウィンのミミズの研究

    Posted by ブクログ

    ダーウィンが晩年に研究したのがミミズ。その研究について子ども向けにわかりやすく記述。大人にも読んで欲しい本。

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    2009年11月04日
  • ダーウィンのミミズの研究

    Posted by ブクログ

    「進化論」「ビークル号航海記」で有名なダーウィン。ダーウィンの世界一周を後押ししてくれたウェジウッドおじさんにドーバー海峡の白亜の崖は、サンゴを食べたブダイの石灰のふんが海底に溜まってできたものだという説を披露したところ、おじさんが牧草地はミミズのふんでできたんじゃないかと言い出した。それをきっかけにダーウィンは40年にも渡るミミズの研究を始めたのだ。牧草地に石灰を蒔いて、その上にミミズのふんが積み重なっていくのを観察した。ミミズのふんの1年分を集めましょうなんていう御婦人の協力者も登場。その結果、1年間に6mm前後の土が積み重なっていくことが分かった。他にも、ミミズには砂嚢というのがあって、

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    2024年06月13日

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