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「LonelyPlanet」の「葬祭ジャーニー 世界の「死」をめぐる、びっくりするような風習と儀式」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
Posted by ブクログ
まず表紙がおしゃれ。そして本文も、写真と解説、コラムの配分が絶妙でレイアウトのセンスが良く、そして読みやすい。
「死」と向き合うやり方は世界各地によって千差万別なんだけど、どの社会でも、大事な人を亡くした時の心の痛みをやり過ごしたり乗り越えたりするには、親族とか共同体との一体感が大事っぽいなぁ…とあらためて強く感じた。いや、理屈としては知ってたけど、ここまで具体例をたくさん見せられたらハラ落ちしたというか。
私自身は子供の頃から今まで「葬式も法事も墓参りもくっそどうでもいいしめんどくさいから関わりたくない。天国も地獄もいらんし死んだら無になる、それでええわ」と思ってきたんだけど、それってとりもなおさず、生まれ育った家族や共同体への愛着や帰属意識がまるで無いということだな…と再認識してしまった。はてさて、こんな根なし草みたいなことで自分の老後は大丈夫なのだろうか…。穏やかな死は迎えられなそうな気がするじゃん。困ったな。
一族とのつながりは感じられなくても、生命のつながりは維持したいと思うから、遺体を堆肥にでもしてもらってそこから草木が育ってくれるイメージを持てたら安らかに死ねるかな。チベットの天葬(鳥葬)がいちばんわかりやすくていいけど、日本にいる限りは無理だろうしねぇ。
まぁ中年を過ぎたら読んどいてもいい本ですよ、きっと。