作品一覧

  • 樺太・千島に夢をかける 岡本韋庵の生涯
    完結
    -
    全1巻968円 (税込)
    明治37年(1904年)、東京小石川諏訪町の閑居で病に臥しながら、日露戦争の趨勢を案ずる老人がいた。彼の名は岡本韋庵(監輔)。天保10年(1839年)徳島県穴吹町三谷の小農に生まれた韋庵は、北辺防衛の重要性を訴え、27歳で樺太の海岸線を完全踏破、その後の幾多の困難にも北方開拓の信念を失わず、53歳で択捉島に上陸する。郷土・徳島県の歴史記述を通して地方創生に尽力した林啓介が描く、岡本韋庵の伝記小説。
  • 「第九」の里 ドイツ村 板東俘虜収容所
    完結
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    全1巻968円 (税込)
    1914年11月、青島の戦いでドイツ軍が降伏、約4,500名の将兵が捕虜として日本各地の収容所に送られた。約1,000名が収容された板東俘虜収容所は、寛大な捕虜の処遇で知られ、収容所内外での捕虜の活動と日本人の交流は、日本の科学、技術、文化の近代化を促し、日本人がドイツ音楽に邂逅した場でもあった。郷土・徳島県の記憶の継承をライフワークとした林啓介による板東俘虜収容所の歴史解説書。

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