江馬一弘の作品一覧
「江馬一弘」の「電子を知れば科学がわかる 物質・量子・生命を司る小さな粒子」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「江馬一弘」の「電子を知れば科学がわかる 物質・量子・生命を司る小さな粒子」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
大変面白かった。
元々電子の量子的性質については本で読んだことがあったが、分子結合した時に元素の種類によって結合の仕方が違ったり、自由電子として原子に束縛されないなど、ちょうど電子入門をかじったばかりの人間にとってワクワクするような内容だった。
電子にまつわる歴史面が一番読みやすかったが、第4章と第5章辺りも面白く、化学と半導体という現代生活に欠かせない知識だったため、身近なこととして読むことができた。ただ、未だに半導体とトランジスタはイメージが掴めていないので再読必須。
雑学もまあまあの頻度で出てくるので息抜きしながら、というより感心しながら読めた。
とにかく宇宙の精密さと不可思議
Posted by ブクログ
「電子」のことを知るには、物理学を学べばいいと思っていた。
原子核(陽子・中性子)の周りを回っている、マイナスの電荷を持った小さな粒が「電子」、くらいに捉えている人が多いと思う。
化学や生命科学での「電子」の役割を少し知って、「電子」とは何者なのかのイメージが変わってきた。
昔は化学と言えば、無機化学と有機化学に大きく2分されていた。
今は細分化が進み、物理化学、生物化学、分析化学などができている。
量子力学を応用した量子化学というアプローチもある。
「電子」の働きに着目して化学反応を見直すと、新しい発見があるに違いない。
いろんな化学反応の様子を知ることで、生命活動の仕組みの理解も深ま
Posted by ブクログ
電子についての本。
電子は身の回りのあらゆる事象の背景にある。電子機器を動かしているのはもちろん、「光」や「色」を生み出しているのも電子。「光」「色」を感じる神経を伝わるのも電子による。ありふれた電子だが、悲しいかな僕は電子について実はよく知らない。
この本を読んで電子について多少なりとも理解できた。が、ますます理解できなかったところも多い。
電子は原子の構成要素であり、100種類以上ある原子には電子が必ず含まれており、電子が原子の性質を決めている。つまり電子の数によって原子の性質が変わる。なんで?不思議に思う。
そもそも電子ってどのくらいの大きさなの?
大きさは記載がないが、質量(重さ)