作品一覧

  • わかりあえないイギリス 反エリートの現代政治
    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    傲慢なエリートは私たち普通の人々の苦しみを分かっていない――中央政府の財政規律やマイノリティのアイデンティティなどをめぐって,既存の左右対立には収まりきらない様々な分断が世界中で生じている.この対立構図はどう生まれてきたのか.議院内閣制のモデルだったイギリスの混乱は,私たちにとって他人事ではない.

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • わかりあえないイギリス 反エリートの現代政治

    Posted by ブクログ

    以前、イギリスのEU離脱のニュースに衝撃を受けたことがありましたが、本書を読んでその背景に納得感を持つことができました。もともとイギリスにはEUに対する批判的な見方が根強くあり、それが国民投票という形で顕著に表れたのだと感じます。

    また、イギリス社会が想像していた以上に階級意識の強い構造を持っていることや、政治的な混乱を抱えている現実についても理解が深まりました。単なる出来事としてではなく、その背景にある社会の在り方まで考えさせられる内容だったと思います。

    0
    2026年05月05日
  • わかりあえないイギリス 反エリートの現代政治

    Posted by ブクログ

    2010年台からの英国政治を保守党の崩壊?を中心に書いている。理性に基づく政治が崩れ、2大政党が乱れ、小規模政党が乱立する姿は日本と共通するところがあり参考になる。

    0
    2025年07月15日
  • わかりあえないイギリス 反エリートの現代政治

    Posted by ブクログ

    その上の日,イギリスは議会政治のモデルのように習った。現実はそうではないことが,ブレア期から2010年代までの政治史としてレポートされている。小選挙区制のシステムが民意を反映しない現実(政党別の議員の数と得票率の乖離)と,選ばれた政治家は票のもととなる人口が高い都市部の有権者に目が行くために,二大政党のどちらが政権を担っても地方の有権者にとっては意志が置き去りにされた感を持ってしまう。おおまかに言えばこのような不満が,客観的にみれば得策でなさそうなブレグジットの背景にあったのだ。本では2020年頃までを扱っているが,その後もイギリスの政治は混迷を続けているように見える。選挙システムの問題が係わ

    0
    2026年05月22日
  • わかりあえないイギリス 反エリートの現代政治

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    20250929-1015 本書は、近年のイギリス政治に表面化しつつある新たな対立図式に注目し、その表出に至る2010年代末(一つの帰結としてはEU離脱)までの過程を、ブレア労働党政権(1997〜2007)の成立前後の状況から分析している。本書冒頭にはイギリスの地図と主要都市が表になっている。正直に言うとイギリスについては、どうしてもロンドンを中心に考えてしまうし、あとはスコットランドとアイルランド・・というようなざっくりしたイメージしかなかった。本書ではイギリスの地域性についても、マンチェスター、リバプールなどの北東部地域の鉱工業地帯と、南東側の農牧業地域、というように丁寧に説明している。

    0
    2025年10月17日
  • わかりあえないイギリス 反エリートの現代政治

    Posted by ブクログ

    民主主義の政治とは本来多種多様な意見を調整し、熟議の末全会一致を目指すものであったはずだ。利益のために一方に偏った主張をし多数決で勝つことをよしとしている限り政治の意味は無い

    0
    2025年08月11日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET